ワンオペ育児って何?
ワンオペ育児とは、ほとんどすべての家事や育児を一人で担う育児スタイルのことです。多くの場合パパには仕事があるため、ママがワンオペ育児をおこなうのがスタンダード。
パパが家事育児に時間をかけられないことを頭ではわかっていても、ワンオペ状態が続くと心身に大きな負担がかかり、不満を持ってしまうのがママの悩みです。
ワンオペの状態を少しでも解消するためには、
どのような方法があるのでしょうか…?
今回はワンオペの解消方法や、つらい時期を乗り越えるためのコツを紹介します。
ワンオペ育児って?
そもそも「ワンオペ」とは何のことを指すのでしょうか?
「ワンオペ」とは、「ワンオペレーション」の略。
ワンオペレーションとは元々、コンビニや牛丼チェーン店などで使われていた言葉で、一定の時間、一人の従業員だけで店舗を営業することを意味しています。
子育て中のママが家事、育児、人によっては仕事までほぼすべてを一人でこなす状態が、この「ワンオペ営業」によく似ていることから、「ワンオペ育児」という言葉が使われるようになりました。
ワンオペ育児を解消する方法
このようにママの側に負担が集中してしまうワンオペ育児ですが、ではワンオペ状態を解消するには、どのような方法があるのでしょうか。
具体的な方法をご提案します。
外部のサービスを利用する
ワンオペ育児がつらくなってきたと思ったら、家事代行、ベビーシッターなど、利用できるサービスを積極的に利用してみてください。
たとえ週に1日だけでも、家事のほとんどを代行業者に任せるだけで、精神的にも肉体的にも負担は軽くなります。
「育児+家事」というダブルの負担が「育児だけ」になることで、子どもを寝かしつけたあとに自分の時間ができたり、ゆったりとした気持ちで家族と過ごしたりできるでしょう。
また数時間だけでも、ベビーシッターに子どもを任せて自分は息抜きをするのもおすすめです。
育児のない時間には家事をするのではなく、美容院や買い物、散歩をするなど、一人の時間を作って好きに過ごすことが大切になります。
役割分担を明確に決める
「できることを、できる人がやる」と考えている夫婦も多いものですが、このスタンスでは一方に負担がかかりやすいことがデメリットとなります。
朝のゴミ出し、寝る前の戸締まりチェック、食洗機に食器を入れてスイッチを押すことなど、忙しいパパでもできることは「完全にパパの担当」と決めてしまうのも良いでしょう。
このとき、ママは「できないことは手伝う」というスタンスでいることが大切です。また休日はパパにも時間があるため、休日用の分担を決めておきましょう。
具体的にしてほしいことをパートナーに伝える
ママとしては、自分がこんなに忙しそうにしているのだから手伝ってほしい……と思っていても、思っているだけでは案外伝わらないものです。
例えば、夕飯を作っている間に子どもをお風呂に入れてほしい、寝かしつけをしている間に明日出すごみをまとめておいてほしい、など、「いつ」「何を」してほしいのかを具体的に伝えましょう。
何も言わずにやってくれることを期待しても、その期待が裏切られたときにイライラしてしまいます。
そうではなく、具体的に伝えることが大切です。
つらいときを乗り越えるコツ
ワンオペ育児は、ただ忙しいだけではなく感情的につらいと感じることが問題の一つです。
感情面でつらいときを乗り越えるコツには、どのようなことがあるでしょうか。
夫婦で話し合いの場を持つ
ワンオペで家事、育児をこなすということは、パートナーがその作業をほとんどしないということ。
つまりパートナーには、大変さや深刻さがあまり伝わっていない可能性もあります。
相手が家事や育児をやってくれないことを怒ったり、責めたりするのではなく、現状のワンオペ育児を少しでも解消するために話し合うことはどうしても必要でしょう。
日頃の大変さをパートナーに話すだけでも気持ちが楽になることもあります。
家事を完璧にやろうとしない
子ども中心の生活をしながら、家事を完璧にこなすことはとても大変です。
つい子どもが生まれる前のようにやりたい、と思ってしまいがちですが、それはできなくて当たり前だと考えなければなりません。
子育てはおろそかにすることができませんが、家事は多少おろそかにしても大丈夫!
今までどおりできなくてもOK、家事は手抜きでもOK、という気持ちで自分の負担を軽くしていくことが重要です。
交流の場を作る
ワンオペ育児をしていると、つらさや悩みまで一人で抱えてしまうことが多々あります。
パートナーと共有したいと思っても、夫婦の話し合いやコミュニケーションがうまくいかないこともあるでしょう。
つらいと感じるときは地域のコミュニティセンターや児童館、あるいはSNSなど、家族以外の方と交流をすることがとても大切です。
同じような立場の方と交流し、つらいのは自分だけではないということがわかったり、愚痴をきいてもらうことで楽になったり。
一人きりにならないよう心がけ、自分のこともケアしてあげましょう🌈
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ひらまめ写真館
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