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経済的自立を実現するための考え方の癖(全14回シリーズ)

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経済的自立を実現するための考え方の癖を全14回シリーズでお伝えいたします。
経済的自立を実現するためには、根本的な考え方を変えることが必要になります。14個の視点でどう変える…
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2023年3月の記事一覧

【経済的自立に向けた考え方の癖】その 8「同調圧力に流される自分」から、『おかしいことには、おかしいと言う自分』へ 

企業向けの戦略コンサルティングは、同調圧力との闘いである。 会社を変えていくことに対して、総論は賛成だが、自分にかかわる各論に入ると反対する。 そういう人々が企業のリーダークラスには沢山いる。 その中に権力をもち、ある程度論理に強い反対人がいると、一気にその人の意見に対する同調圧力が強まる。 そしてその同調がある程度進んでしまうと、そういう空気が作られ、空気の影響を受けやすい日本人は、圧力に屈しざるを得なくなる。 この結果苦境に陥った企業は枚挙に暇がない。 営業のチ

【経済的自立に向けた考え方の癖】その 9「お金に自信がない自分」から、『お金にチャレンジする自分』へ 

金融リテラシー調査は、金融広報中央委員会が、18歳以上の個人のお金や金融に関する知識や行動の特色を把握するために、2016年から3年に1回実施しているものである。 最新の2022年の結果をみて、まずびっくりしたのが、金融教育を受けた人の割合である。 3分の1くらいかと予想して結果をみたら、 なんと 7.1%(2022年)。そして伸びてもいない。そんなもんなのか。 それでは金融先進国の米国はどうであろうか? 私は、1999年に仕事の都合でアトランタへ赴任したことがある。

【経済的自立に向けた考え方の癖】その 10「やれることをやる」から、『やるべきことをやる』へ 

やるべきことをやらないといけないと分かっていながら、ついやれることをやってしまう。 ごく自然なことである。 やるべきことという響きがそもそも嫌である。なんか無理してやらないといけない感じがする。 一方やれることはいい。なぜならやれるからである。(悪いトートロジー) ただやるべきことをやらずに、やれることをやった場合によくないことが起こるケースがある。

【経済的自立に向けた考え方の癖】その 11「理解されるのを待つ自分」から、『自ら手を挙げる自分』

「自分はこれだけ頑張ってるんだから、当然評価されてるだろう」 大抵の場合、自分が思っているより評価されていない。 「さすがにそこまで言わなくても、分かってくれてるだろう」 大抵の場合、自分が思っているより分かってくれていない。 「待っていれば、いつか理解してくれるだろう」 大抵の場合、待っていてもいつまでも理解してもらえない。 人ってなんでこんなに分かってくれないんですかね。