ロケット点火!!

最近note更新してないと思ったらもう5カ月も更新してなくてつくづく自分は継続が出来ない駄目人間だなぁと嫌悪してる東小薗光輝です。前回からものすごく会社の状況が変わっており、全部書くと読み切れないぐらい長くなるので簡単に書くと


"デットファイナンス90億円"

"MBO"(マネジメントバイアウト)


2019/11からこの二つをやろうと計画してました。創業2年未満の会社がデットファイナンスで金融機関から90億円を調達出来るのか?MBOをする為に会社ではなく、東小薗個人の信用で3億円を集められるのか?これはやってみないとわからないし、何より我々H.I.F.が成すべき事には必ず必要な資金です。自分の能力は決して優秀でもないし、特技スキルがあるわけでもないし、イケメンでもない。でも意志だけは澤田経営道場に入塾した時から一貫している。僕が陸上自衛隊にいた時に訓練で体が限界に達して動けなくなった際に教官から言われた言葉は「意志は能力を凌駕する」である。今回も強い意志で自分の能力を凌駕して能力以上の仕事をして金融革命を起こしていきます。


MBOって??

経営陣が既存株主から株式を買い取り議決権・経営権を取得することってな感じ。H.I.F.は創業は僕が100%議決権で設立したんだけど、シリーズA,シリーズBという2回の第三者割当増資により僕の議決権がかなりダイリューションしていた。そこでIPOを目指すために親会社エイチ・アイ・エスに相談に乗ってもらい、エイチ・アイ・エスから僕が株式を買い取り議決権を高める方法にした。その買い取る金額が冒頭の約3億円になる。さらにMBO後もエイチ・アイ・エスは安定株主として30%の議決権を保持したままHOLDしていただけると。エイチ・アイ・エス社長と取締役は「東小薗君はそもそも澤田経営道場生だし、H.I.F.は自分の会社なんだからMBOしたほうがいい!その方がいい。」と了承いただき「ありがとうございます!頑張ります!」と元気よく言ってみたが次の言葉で現実に戻された。「ところで3億円はいつ振り込めるの?株式譲渡契約書作るね」と。。。。3億円、、、どうやって用意しよう・・・・である。そうなんです、この時(2019/11)全く3億円の目途は立っていなかったのである。でもまずは退路を断たないと先に進めないのでこれで良かったと思う。そこから色々な銀行さん、VCさん等に会いに行ったがとても相手にされないんですよね。「H.I.F.になら出しますが東小薗個人には出せません。」というフレーズを何回も聞き、僕個人には何の信用力も、力もないのだと気づいたのはこの頃かな。わかってはいたけどさ、改めて思い知らされるとつらいよね。でもね、「H.I.F.には出しますが~」といろんな銀行さん、VCさんから言ってもらえたのはすごく嬉しかった。勝手にH.I.F.すげぇ!って思った。僕個人では”ゴミムシ”レベルの信用力・力だけど、H.I.F.はそこに集まっている仲間や、取引先、株主、クライアント等のすべてが集まって信用力・力を生み出しているんだ!と。この体験をしてから僕はより一層自分は何者でもないので、仲間や、取引先、株主、クライアント等に力を貸してもらいながらH.I.F.がビジョナリーカンパニーになる為に出来るだけの事をしようと思った。


さてその僕がMBOの為の資金集めに奔走している頃に弊社のファイナンスチーム(CFO平野アカウンタントの藤本)がきらぼし銀行様から通常融資とあおぞら銀行様と50億円のコミットメントライン契約を締結してくれたのである。冒頭のデットファイナンス90億円計画の内51億円が完了した。まじか。きらぼし銀行様は一番最初に弊社へ融資実行していただき、一番最初に弊社の可能性を信じていただいた銀行様です。あおぞら銀行様の弊社担当チームのマンパワーがとにかく凄かったと聞いています。初回の打ち合わせから50億円締結まで2か月かかっていなかったと。リプライも相当早いと。きらぼし銀行様、あおぞら銀行様この御恩は決して忘れません。


ちょうど51億円のデットファイナンスが締結するかしないかの時ぐらいに元々事業提携をして協業させてもらっていたフューチャーベンチャーキャピタル様とお話している時にMBOファイナンスの相談をさせてもらい、無事にMBOが出来たのである。フューチャーベンチャーキャピタル様本当にありがとうございました。ご期待に応えられるように精進してまいります。

ただIPOする為にはここからがスタートラインなので改めて気を引き締めて、お客様の役に立つように引き続き全力で事業活動を行なっていこうと思います。

バァーと5ヶ月間の事を書いたけど、色々ありすぎて思い出せない事多すぎる。やっぱり1ヶ月に一回は書いとかないとダメだな。今回はここまでにします。MBOをしたから何か変わるって事はなく、今まで通りエイチ・アイ・エスのグループ会社として世界平和に貢献出来るように頑張っていきます。






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