旅行会社エイチ・アイ・エス辞めて起業してみた②

休暇で関西に帰ってきて義理母の車の後ろの席でボーっとしていると流れているラジオから「オッパイというワードはお腹いっぱいという意味や、赤ちゃんが飲むミルクもオッパイなので決して性的なワードではない」と力説しているのが流れてきて、ブログ更新しよと思った東小薗光輝です。

さて、前回は澤田経営道場の応募書類を提出した、というところで終わっていたので続きを書いていこうと思います。

2015年12月に銀行を作ります、という一本槍の内容で応募をしたところ一週間後に澤田経営道場事務局(当時はエイチ・アイ・エスの人事部)から連絡がきた。

厳正なる審査の結果、貴殿については、、、

合格

とします。続いては第2次面接を行いので、、、

ほぅ。事務局さん、書類審査だけどワタクシのポテンシャルを感じとってくれたのか。まぁ、あと面接2回もあるし、そんなに簡単にいかないはず。面接といってもワタクシは当時関西なので事務局からはテレビ会議方式で二次面接と言われたが、テレビ会議方式より直接会って熱くプレゼンした方が合格する可能性が高そうと考え、ワタクシから「テレビ会議方式は嫌なので、そちらに行きます」と伝えたら、

「不要です」


と秒速で言われた。これは俗に言う、、、内部的に不合格が決まってるけど見栄え的に一次審査は合格にしたって事??チクショウ。。許せねえぜ。どっちみち落ちるなら派手に花火を上げてやると決めて、ワタクシが所長をしていた営業所で他のスタッフがいる真ん中でテレビ会議方式でみんなに聞こえるように二次面接を行った。当然面接官は「え?周りに他のスタッフもいるようだけど大丈夫なの?全部聞かれるよ?」と言ったがワタクシは「ノープロブレム」と英語が出来るアピールをしながら回答した。周りのスタッフにも今から開始される二次面接の一部始終をきいてもらおうワハハ!と余裕をかましていたら面接官から最初の言葉が

面接官「ん〜、君は自衛隊出身だから体力は問題なさそうだけど、過去の英語テスト(エイチ・アイ・エスでは半年に一回英語のテストがある)がポンコツだね」

ワタクシ「いえ、過去の英語のテストは本気を出していませんでした」

面接官「本気を出していないって(苦笑)でも、道場に入ると毎日英語の勉強あるし、定期テスト合格しないと道場クビになるよ?英語以外にも色々な科目の勉強、テストあるしついてこれないと思うよ?」

ワタクシ「いえ、ワタクシはやる時は凄い集中力を発揮出来ます。さらにワタクシはエイチ・アイ・エスに入社する前は金融業界にいましたのでエイチ・アイ・エスの中で1番金融を理解しており、そのワタクシが銀行を作りエイチ・アイ・エスグループをさらに繁栄させてみせますのでワタクシにお任せください。」

面接官「ちなみになんで銀行を作りたいの?」

ワタクシ「過去の財閥系はみな、本業で利益を出した後に銀行をグループ内に作ります。本業から多角化していく際に潤滑油のような金融業を行う銀行が必ず必要になるからだと考えてます。歴史が教えてくれてます。」

面接官「なるほどね。君は高卒でしょ?なんでそういう事を知ってるの??」

ワタクシ「安田財閥と三菱財閥について本を読みました」

面接官「なるほど。最後に、君を合格させたら我々には何のメリットがある?」

ワタクシ「銀行が手に入ります」

面接官「わかりました、以上で面接を終わります」

といった感じで二次面接が終わり、二週間後に事務局から連絡がきた。


厳正なる審査の結果貴殿については


合格


おぉ!派手に散るつもりが生きながらえたぞ。次はエイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄会長との3次面接となる。自然とここまできたら受かりそうなイメージも出てきた。


というところで今回はここまで。今から年越しソバに使う海老の天ぷらをGETしに行くようだ。まぁワタクシは後ろの席でパズドラ、シャドバをやるだけなんだけど。よかったから次回も楽しみにしてくれたら最高に嬉しいです。

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