エフェクター談義Vo.24(水谷)
こんばんは。今週もやっていきます。
先週の土日にスーパーソニックが開催されましたね。都合上いけなかった私は唇を嚙みながら労働をしていました。
もちろん自分のタイムラインがスパソニに関するツイートで支配されたのは言うまでもないですが、そのなかで面白いツイートと写真がありました。
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.............???
これは笑ってしまいましたね。彼らは言うまでもなく著名なアーティストですよね。右からSTEVE AOKI・ZEDD・ALAN WALKERですね。では、誰が季節感をバグらせているのか。推理していきましょう。
個人的にはALAN WALKERが戦犯かましてると思います。
まずはこの日の気温を推測してみましょう。
スパソニが行われたのは、千葉ロッテマリーンズのホームスタジアムでもあるZOZOマリンスタジアムです。
タイムテーブル的には、9/19の日曜日、19:20~20:20で行われた「special closing B2B set」で間違いないでしょう。
まずは天下の気象庁様から千葉県の気温を引っ張ってきました。
お分かりいただけたでしょうか。19~20時の気温はおよそ21℃なんですね。これを踏まえて戦犯ランクレポートをつけてみました。
STEVE AOKI→戦犯度B 大トリでアガっているのは理解できるが、常人として20℃前後で上裸になるのは季節感に影響を著しく及ぼしているだろう。以後季節感について改めていただきたい。
ZEDD→戦犯度E 季節感という観点で言えば至って普通の青年だ。最高の曲を量産するイケメン外国人だ。何も言うことはない。
ALAN WALKER→戦犯度SS 20℃でパーカーにフード、寒がりだとしてもいただけない。せめてフードは取ってくれ。STEVE AOKIの上裸になる理由は百歩譲って理解できるが、彼は何があってもこの服装だ。この外気20℃とは思えない服装は、彼のキャラとはいえ季節感の崩壊に直結しているだろう。紛れもなく彼がSS級の戦犯である。
やっぱりALAN WALKERでしたね。これは良くないです。
罰として47都道府県行脚ライブでもやってください。いきますので。
といった茶番です。本当はAURORAが見たかった。次来日したら1000%行きます。というか来てください。
最後にガチハマりしている1曲を。
コイツどのライブみても歌がレベチでウメェ
本題に入っていきましょう。
ついに来ました。8/18にリリースされた私たちの楽曲「Full Swing」について今日は書いていきます。
今楽曲について書くので、まずはどうかご一聴を。
今まで「Get Stupid」「Waves」に絡めてエフェクターや音作りを紹介していきましたが、前2曲でかなり自分たちの持っている音作りの手札は尽きてしまいました。
なので今回はそれを踏まえた上で作りづらかった音や、上記3曲の中で「Full Swing」のみで使っているエフェクターなどを書いていきます。
最近、自分含めメンバーが着実とMy New Gear...しているので、次回レコーディングする楽曲はより様々な観点から紹介ができると思います。先週Iridium買ったし!
さて、「Full Swing」にはいくつかのフレーズでかけている、あるエフェクターがあります。
それは「ディレイ」です。
曲を聴いてみて、ディレイなんかかけてなくね?って思った人もいるかもしれません。そうです、ディレイはディレイでも「ショートディレイ」です。
ショートディレイというのは、一言で言うとディレイタイムを滅茶苦茶早くしたディレイということです。半分ダブリングをしたサウンドのようになり、音に厚みと独特感が生まれますね。ボーカルやコーラスで使われることが多いです。
何か聴いてもらおうと思ってYoutubeで調べたのですが、ロングディレイとか付点8分ディレイとか既知のものが多く探すのが大変でした。
なんとか見つけたのでそれをまずは貼ります。
まあこういう感じです。ニュアンスさえわかってもらえればうれしいです。
「Full Swing」では、サビのアルペジオや1:02~でのフレーズでこのショートディレイを使用しています。
右で鳴ってるのが私のギターです。
そしてショートディレイのために今回使用したエフェクターがBOSS DM-2Wです。
はい、ベタ中のベタですね。技クラフトは優秀な機体が多く、DM-2Wもその中の1つだと個人的には考えています。このシリーズで無印のBOSS買うくらいならちょっと頑張って技クラフト買った方が良いのでは?と個人的には思いますね。
私は基本的にはMXRのCarbon Copyを使用しているのですが、「Full Swing」ではDM-2Wを使用しました。
なぜかというのは、公式サイトを見れば明らかになるでしょう。
「~~カスタム・モードを新たに搭載し、アナログの暖かみとクリアーさを両立した革新的な~~」
ここです。こいつはアナログの暖かみとクリアーさを両立しています。これがいいところなんですね。
MXRのショートディレイも悪くはないのですが、ディレイ音や減衰のエコー感が強く、ショートディレイとしてのメリハリがなくなる感覚がありました。
その点DM-2Wは、ショートディレイでディレイしてほしいところはクリアーになりつつも、その後は非常に滑らかに減衰してくれます。もちろんセッティング次第ではあるので一概には言えないですが、MXRよりはメリハリのついたショートディレイを生み出せるでしょう。
設定が難しく、間違えると嫌な広がり方をするほど全てのツマミが繊細ですが、慣れていけば長く付き合える良エフェクターとなるのではないでしょうか。
言葉では難しいので、是非一度使ってみて欲しいです。
個人的にはエクスプレッションペダルを使ったリバースディレイを楽曲に入れてみたいですね。曲を壊さないように気を付けないといけないですが。
あとがき
いかがだったでしょうか。今回はショートディレイの概要と自分が使っているショートディレイのエフェクターについて書いてみました。
文中でMXRのネガキャンをしていますが、どちらも好きです。フレーズや展開によってはMXR一択な場面もあるので、一長一短ですね。エフェクターもみんな違ってみんないいんです。
かなりざっくりとした回に今回はなってしまいました。
要因として、楽曲群の使用エフェクターについては既に結構深く書いてしまっていることがあります。
「Full Swing」で使っているエフェクターが、歪み、ブースター、ディレイ、トレモロ(ワンポイント)、リバーブ(味付け程度)なので、もう既に全部書き終わっているんですよね。なので前の記事も是非ご覧ください。
それにともなって、楽曲群をピックアップしてエフェクターに焦点を当てるシリーズはもう佳境を迎えています。
ただ一回で「Full Swing」を墓場に持って行くのももったいないので、次回は楽曲制作、宅録で困ったことをエフェクターや音作りと絡めて話していければと思います。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。
水谷
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