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Fillyjonk Journal vol.2 「アトリエ周辺散歩─西浅草・合羽橋編」

ここでは、Fillyjonk(フィリフヨンカ)のジュエリーが生まれるまでのストーリーや制作について、ものづくりをしている友人たちのことなど、Fillyjonkの活動とその周辺の世界についての記事を更新します。


フィリフヨンカのアトリエは、ものづくりが盛んな台東区の中心にある、松が谷《まつがや》というエリアに立地しています。東京23区で最も小さい台東区は、その小ささゆえ、自転車や台東区循環バス「めぐりん」でくるりと区を一周できてしまうのも魅力。今回は、アトリエ周辺の下町情緒あふれる魅力的なスポットやおすすめのショップなどをご紹介します。

週末にオープンしているアトリエショップにお越しの際に、この季節一番便利なのは、上野から銀座線で2駅目にある「田原町たわらまち」駅です。田原町駅周辺は寿ことぶきというエリアで、浅草と上野を結ぶ浅草通りを少し脇道に入ると静かな街並みが広がります。

まずは黄色い屋根とノスタルジックな文字が目印の洋菓子屋さん「洋菓子レモンパイ」。お店の名前にもなっているレモンパイをはじめ、チョコレートケーキやフルーツのタルトなど、どれにしようか迷ってしまいます。

買いに行ったら定休日でした……。
営業中のお店のかわいらしい様子はぜひHPでご覧ください。

目と鼻の先にある「本法寺《ほんぽうじ》」は、戦時中に禁演となった噺の台本を納めたと言われる「はなし塚」があることでも有名なお寺です。門にずらりと並ぶ落語にまつわる名前の数々、演芸の街でもある浅草らしいスポットです。
そして近所には、燕脂色のドアが目印の本屋さん「Wreadin' Writen'」があります。新聞記者のキャリアをお持ちの方が店主とのことで、言葉に関する本と出会えるのも魅力。

著名な噺家や演芸ホールの名前がずらりと並びます。
実はこのあたり、五代目古今亭志ん生が好んだ人情噺「唐茄子屋政談」の舞台でもあるんです。

そして、このエリア、パン好きなら一度は耳にしたことがあるかもしれない老舗のパン屋さん「ペリカン」と「ボワ・ブローニュ」があります。食パンとロールパンのみを扱うペリカン、贅沢に干しぶどうが入ったぶどうパンが人気のボワ・ブローニュ、歩いてすぐの距離にあるので2店舗はしごも可能。

懐かしい雰囲気のパン屋さん「ボワ・ブローニュ」
ずっしり重いぶどうパンのほか、調理パンも並びます。
食パンとロールパンのみを扱う「ペリカン」。入り口からはパンの美味しい匂いが。
ペリカンのアイコンがかわいいです。

浅草通りをさらに上野方面に進むと、頭上に巨大なコックさんが登場。業務用の食器や厨房機器など食にまつわる専門店が並ぶ「かっぱ橋道具街」です。プロが使う食器やお鍋、ショーウィンドウに並ぶ食品サンプルなど、見ているだけでワクワクします。

かっぱ橋道具街のランドマークの一つ「ニイミ」の巨大なコックさんが登場!
日曜日はお休みのお店が多いので、平日〜土曜日の訪問がおすすめ。

かっぱ橋道具街には、2022年7月16日(土)〜18日(月・祝)に第2回目の開催となる「ココHESO」にもご参加いただいている「釜浅商店」さんも。

台東区の中心「へそ」である松が谷にアトリエを持つ、クリエイターやショップを構える人々で企画するお散歩イベント「ココHESO」のイベントも直前、Fillyjonk Journal vol.3ではアトリエ周辺散歩の続編として、松が谷を中心にご紹介する予定です!

#フィリフヨンカ #散歩 #浅草散歩 #かっぱ橋 #パン

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