ジャニーズ会見で感じる「個人」よりも「ファミリー」を強化する話術に潜む深刻さ
前回の会見でも感じたのですが、東山紀之氏、井ノ原快彦氏、ジュリー藤島景子氏というジャニーズ事務所の方たちの話術と言葉づかいには、一貫して対峙する相手を自分側に引き込もうとするテクニックが盛り込まれています。私はそこが気になって見ていました。悪く言えば、公式の場に立っているにも関わらずに見せる幼さ、個人としての自立性に乏しい言葉づかいに、ぞわっとした気持ち悪さを感じたのです。
日本の芸能界でタレントがファンを増やす話術としては必要だろうし、そのクセが身についているのだなぁ、と