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日向坂に出会うまで。(前編)

こんにちは。ふぃるちゃろーです。大学生の夏休みというのは長いようで短いですね。9月末まであるのか~なんて思っていたのにもう残り2/3。毎日、「日向坂で会いましょう」を見返す日々が続いてます。(笑)

さて、前置きはここまでにしておいて今日はオタクの「オ」の字がなかった自分がオタクになるまでの話とオタクになって良かったな。と思ったことでも書きますかね。砕いて言えば「自分語り」なんですけどそんな「自分語り」にもしよければ付き合ってください。(笑)

登場人物

先に今回出てくる登場人物を書いておきましょう
「自分」
死ぬほど飽き性。スマホゲームはリリース日からやりたい性格。

「Y君」
小学校からの友達。バンド大好き。

「兄ちゃろー」
48Gからオタクをやっている。アイドル問わず多趣味。そのまんま自分の兄。自分より5歳上。



日向坂に出会うまで。

2016年4月6日、欅坂46がシングルデビューをした。
確か欅坂46がMステ初出演の回をリアルタイムで見た。
「センターの人、自分と同い年なんだ!そんな人も現れたか~」と衝撃を受けた記憶が鮮明に残っている。ただそれ以上の感情を抱くことはなかった。
ある日、Y君と一緒に帰ってるときにこんな話を振ってきた。「最近、欅坂46にハマっているんだよね。」と。
ん?どこかで聞き覚えがあるな・・・あ、あの話題のグループか!とすぐに気づいた。アイドルが好きってイメージがない友達だったからよほどのものなんだろう。と思い、帰ってすぐに「サイレントマジョリティー」のMVを見た。パフォーマンスと世界観が凄い。これは好きになる人もいっぱいいるだろう。とすぐに気づいた。その後もなるべくY君と話が合うように欅坂46のMVを見たりした。ある時、イベントの話をしていてとても面白そうだと興味を持ったがそこまでに過ぎなかった。なぜ興味で終わってしまったか。一番の大きな理由は金銭面だ。握手をしてライブを数回行くくらいならそこまで費用はかからない(個人的見解)。だが当時、平手友梨奈さんと同年代の素人にはそんな余裕もない。その障壁で興味を持つくらいで終わってしまったのである。(逆に言えばその障壁がなければねるちゃん推しとしてオタクを始めていただろう。)

Y君以外にも家の中に兄ちゃろーというオタクがいた。だから自分はオタクではないが「徳山大五郎を誰が殺したのか?」を一応全話見ている。(当時の自分はねるちゃんって子が推されているんやな~と思った)。ドラマを見てから一時期、「世界には愛しかない」をヘビーリピートしていたが飽き性なのでそれもすぐに終わる。その後、今でこそ神曲と言われる「二人セゾン」がどこかしっくりこなかったのとイベントに行けないというのもあって興味がなくなった。


2017年

自分の行った高校でこんな話を耳にする。「近くの高校にひらがなけやきってグループの○○さん(個人名言うと身バレするので伏せます)がいたんだって!もう卒業したみたいだけど・・・。」
当時はふーん。くらいにしか思わなかった。
この当時はカードゲームに没頭していた。人間関係も困ることなく2017年を終えた。ただ、趣味の合う友人はいなかった。みんなモンストやらパズドラやら。スマホゲームは最初からやりたいような性分なせいで話題合わせのために始まる気にもならなかった。

2018年

この年に大きく変わったのがバイトを始めて、自分でお金を稼ぐようになった。また、ずっと避けていたInstagramを始めた。リア垢のtwitterも持っていてそこを通じて同級生との交流を高校入学当時から増やしていたが、趣味の話はみんなInstagramでやっていた。何が流行っているかを知るには手っ取り早いと思ったのと周囲の勧めで始めた。そこで見たのは欅坂46にハマっている人が多い。ということだ。あるクラスでは「欅って、書けない?」や「ひらがな推し」を見ていないと話題について行けないくらいのポップカルチャーだった。しかし、前述の通り、スマホゲームは最初からやりたいような性分がここで発動し金銭面という障壁をクリアしても手を出せなかった。

同年のある木曜日、私はある番組を見た。その番組には「けやき坂46」の齊藤京子さん、佐々木久美さんがいた。この人、声が低いな~とすぐに齊藤京子さんって名前を覚えた。その番組とはまさに「THE 突破ファイル」である。私はここで初めて「けやき坂46」のメンバーをしっかり覚えた。


2019年

そして2019年、「けやき坂46」が「日向坂46」に改名する。そのニュースの見出しだけ見たような記憶がある・・・っていうくらいだったその頃は(笑)
3月、前述した兄ちゃろーがリビングのテレビを独占し、「沼にハマって聞いてみた」を半ば強制的に見ることになった。これを見て、上村ひなのさんの「ソーシャルマナー3級」と「♪キュン」が特に印象に残った。
少し時間が経って6月。ボーッとYoutubeを見ていたらあなたへのおすすめのところに"日向坂46「ドレミソラシド」"が出てきた。引き込まれるようにそれを押した。あっという間の5分14秒だがグループのハッピーな雰囲気が伝わるMVだった。そのとき、「ああ、ひたッすらにカワイイ・・・」とドレミの「ファ」をすっ飛ばすように興味が沸いてきた。その数日後、私は兄ちゃろーが録画した「日向坂で会いましょう」をもらい事故のように見た。その回のタイトルは「新たな一面を発掘しましょう!前半」。
この回はひなあい(以下より略)で野球がプッシュされる(本来の)理由になった回だ。富田鈴花さんが若林さんとキャッチボールして、その後に春日さんがバッターボックスに立ったらデッドボールを決めるという展開は腹を抱えて笑った。あとこの回では加藤史帆さんが大活躍。ボールを地面にたたきつけたかと思いきや、またボールを叩きつける天丼をかました上でバッティングはしっかり決めるという。バッティングどころかお笑いの方も天性のものがある。これが最新のアイドルかと少し怖くなってしまったがそれ以上に興味が勝った。

いつからか、寝坊覚悟でひなあいをリアタイで視聴し始めた。初めてリアタイで見たのは確か「男・春日完全奢り!日向坂46ご褒美BBQバスツアー!!」の中編だった。この3回のBBQ回を通し、メンバーのキャラをある程度知った。その次に見たのはBBQ回とは打って変わり、2ndシングルのヒット祈願。ドラゴンボートをみんなで漕ぐという正直、こんなヒット祈願無理だろう。と思いながら見た。しかし、私はこの回を見てこの子たちは「かわいい」「おもしろい」だけで済ませたら勿体ないなと思った。みんながグループのために頑張る。その姿を見てとても感動し、アイドルを初めて自分が応援しようと思った。"今の自分"が思う日向坂の本質を知ったこの時点を「日向坂に出会うまで。」とする。


To be continued...