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有酸素運動は脂肪燃焼ではなく持久的体力向上にこそ使おう【健康雑記】

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!

 ダイエットというと有酸素運動、と色々運動を始める方がいらっしゃいますが、有酸素運動を脂肪燃焼のため、とマインドセットして始めると、早晩心が折れて続かなくなります。

 それは、本来の目的設定がずれているからで、この設定さえ間違えなければ継続して運動することは可能なのです。

 では、有酸素運動で脂肪燃焼という設定のどこが間違っているのでしょうか?

有酸素運動の消費カロリーは低い

 実は、有酸素運動の消費カロリーは低く、体重減少を見込めるほどのカロリー消費に至ることはまれです。

 例えば、有名な有酸素運動と消費カロリーの関係は以下の通りです。

体重50kgの人が30分行った有酸素運動の種類消費カロリー
ウォーキング:131kcal
エアロビクスダンス:170kcal
ジョギング:184kcal
ランニング:210kcal
水泳(クロール・ゆっくり):236kcal
水泳(平泳ぎ):263kcal

ULLR MAG 有酸素運動はダイエットにおすすめ!効果を高めるポイントを解説

 そして、食べ物のカロリーを分かりやすくあげると、こうなります。

ごはん(1膳150g):234kcal
食パン(4枚切り1枚90g):223kcal
フライドポテト1パック(ケチャップ付きコンビニサイズ):239kcal
シュークリーム1個:223kcal

大塚食品 カロリーについて【応用編】

 見ての通り、30分運動してこの程度のカロリーしか消費できないわけです。
 つまり、運動でカロリー消費をして痩せる、という行動自体に無理があるのです。

ならば有酸素運動は何のためにするの?

 その程度しか消費できないなら有酸素運動は何のためにやるのでしょうか?

 それは、体の持久力と基礎代謝を上げるためです。

 体の持久力とは、一般的に言う体力とほぼ同義を考えてもいいでしょう。

 行動している中で疲労しにくくなる力とも言えます。
 持久力が上がることで、行動可能時間が上がります。
 行動可能時間が上がれば、基礎代謝を有効に使えます。
 基礎代謝が有効に使えれば、消費カロリーが増えるわけです。

 ダイエット本やダイエットサイトでも、運動の効果はこのように伝えています。
 つまり、運動すれば痩せる、というマインドセット自体が間違っていることが分かりますよね。

 あくまで、運動して基礎代謝を上げることで消費カロリーを増やせば痩せる可能性が増えるが正しいマインドセットです。

 そして、痩せるためにはどうやっても過剰な摂取カロリーを減らす必要があるのです。
 みんな大嫌いの食事制限ですね。

 とはいえ、今回は有酸素運動の話しなので、食事制限の話はここまでです。

有酸素運動は体力錬成と生活習慣病予防のために行おう

 ここまで見てきて、ダイエット=運動の呪縛からは逃れられたのではないでしょうか。

 特に、運動すれば何を食べても大丈夫の呪縛からは逃れられたはずです。

 それでも、有酸素運動にはとても有効な効果があることも分かってもらえたと思います。

 まず一つ目は体力錬成。
 体力を増すことで行動力を増し、一日を精力的に行動できるようになります。

 二つ目が基礎代謝向上。
 基礎代謝が向上すれば、それだけ一日の消費カロリーが増えます。
 消費カロリーが増えるということは、生活習慣病対策として有効ということです。

 これらからも、運動はきちんとやろうということが出来ます。

 目的さえ間違えなければ、運動はとても健康に寄与してあなたの生活を充実させてくれるのです。

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