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TC(タスクシュート)を上手く使えないのは使い方が悪いからとは限らない【ユタカジン】

 おはようございます!今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!

 さて、タスクシュートがどうにもうまく使えない、という人もいらっしゃると思います。
 このうまく使えないとおっしゃってる人の中には、100日チャレンジの参加者の方や、マスター講座や場合によっては認定トレーナーでも発生することがあります。

 こう考えて言うと、上手く使えない=使い方が分からないとは限らないと思いませんか?

 もちろん、良い使い方が分からなくてうまく使えないということもありますし、あり得ます。

 でも、マスター講座修了生や認定トレーナーが良い使い方を分かっていないということがあるでしょうか?

 ……ええ、無いとは限りません。私も今でも色々試行錯誤を繰り返しています。認定トレーナーながら。

 ですが、原因追及をしてみると、別の場所にある原因が見えていることもあるのです。

 今日は、そのあたりを深掘りしていきましょう。


その原因はメンタルにあり

 原因追及をしていくと見えてくるのは、次のようなものでした。

  • 睡眠時間が足りていない

  • どうにもやる気が出てこない

  • 心に不安を抱えている

 どうやら、タスクシュートの成否の中にメンタル的な要素が原因となっているものも多いようです。

 こういう言い方をすると、やる気を出せば何とかなるとか、気合いを入れていこうのような、体育会系の解決策に走る方もみられますが、タスクシュートにおいて、そういう体育会系の解決法はありません。

 きちんと体系化してアプローチすることが可能なのです。

 では、それらを一つ一つ紐解いていきましょう。

睡眠時間が足りていない時の解決方法

 睡眠時間が足りていない時の解決方法は、睡眠時間を長くすること。これに尽きます。

 ……痛い、石投げないでください。ここまでなら先ほどないと言った体育会系の解決方法だということはわかってます。
 ちゃんと次があるのです。

 根本的解決方法は、睡眠時間を長くする方法ですが、どうして睡眠時間を伸ばせないのでしょうか?

 もっとやりたいことがたくさんある。
 せっかくの個人の時間なのだからもう少し遊びたい。
 この時間でないとできないことがある。
 ここまでやらないと不安で眠れない。
 などなど。

 おそらくこういった回答が返ってくることが多いかな、という印象があります。

 では、これらの理由は全て正しいのでしょうか?

 実は、これらの理由は錯覚に近いものがあります。

 やりたいことがある→1日でやれることに限りがあることを意識しよう。
 もう少し遊びたい→自分のパフォーマンスを削ってまで遊ぶ意味は?
 この時間でないと…→では、睡眠のとり方を工夫しましょう。
 不安で眠れない→その不安はどこから?まずはそこから。

 というように、これらの理由の解決策=タスクを実行するではないのです。

 1日でやれることに限りがあるので、今日やることはこれ、と決めてそこに集中するのがタスクシュート的な考え方です。

 自分のパフォーマンスを削って遊ぶのは、遊ぶことにも翌日の自分にも反乱することです。
 タスクを最適化して遊べる時間を増やすことを考えた方が良いですし、そのためにもタスクシュートは使えます。

 その時間でないとできないことがあるのであれば、睡眠時間の取り方を工夫すればよいのです。
 私もそういう趣味があるので、昼寝など、睡眠のとり方を工夫して睡眠時間を確保することで対応しています。

 不安で眠れないについては、別項でお話しますね。

 つまり、自分のパフォーマンスを最大化できる睡眠時間を最優先で確保すること。
 その上で、今日やるタスクを管理していくこと
 時間が有限であることを理解して、出来ることを出来るだけ設定すること。

 その上で、できたを沢山積み上げること
 これを繰り返していけば、睡眠時間を削ってまで何かすることが自分の幸せや豊かさには何の影響もなさないことを理解できるでしょう。

どうにもやる気が出ない時の解決方法

 どうにもやる気が出ない時の解決方法として、タスクシュートが推奨し、提唱している方法が1分着手という考え方です。

 1分着手とは、やるべきタスクにとりあえず1分だけ着手してみるという手法です。

 こういうと、1分では何もできない、成果が出ない事をやっても仕方がない、という答えがよく帰ってくるのですが、1分着手は、1分で成果を出す方法ではないので、その反論は根本的に間違っています。

 先ほど、1分着手はどうにもやる気が出ない時の解決方法だと言いました。

 やる気が出ないのでやらないを回避する方法が、1分着手なのです。

 とりあえず、1分だけ着手してみます。
 すると、不思議なことに5分くらいは普通に経過しています。
 場合によっては30分とかやっていることもあります。

 1分だけ、という低いハードルにすることで、着手することだけに集中していくと、人間は不思議なことに作業が進んでいくことが多いのです。

 もちろん、本当に1分だけで止まる時もありますが、その場合はやる気とは別の所に原因があるでしょう。

 そのタスクに根本的な問題があるとか、強い不安があってどうしても集中できないとか。
 これらはやる気ではどうにもならないものです。
 まずは、根本的な問題を解消しましょう。

 単にやる気だけの問題であれば、1分着手で手を付けることに集中すれば、容易く解決するでしょう。
 1分着手の最大の敵は、マインドロックだけ。
 あなたもマインドロックを外して、1分着手を有効活用しましょうね。

心に不安を抱えている

 この問題が一番根深く、一番解決が難しい問題です。

 何らかの理由で心に不安を抱えていると、自分自身のパフォーマンスが驚くほど低下します。

 では、不安を解消すればよい……と言いたい所ですが、心に抱えた不安というものは簡単に解消できるものではありません。

 例えば、資金繰りに不安がある時に、どこからともなくお金が湧いてくることはありません。
 例えば、上司のパワハラに悩んでいる時に、明日いきなり上司が会社を辞めるとか期待するのは難しいでしょう。
 例えば、家庭内に大きな問題を抱えているなら、それが一気に解消する効果的な方法など、見つかるものでもありません。

 では、心の不安はどうしようもないのでしょうか?

 根本的な解決方法はなくても、対処法自体は存在します。

 まず、そういう悩みを抱えている自分を受け入れましょう。
 絶対に反発してはいけませんし、短絡的な解決策に飛びついてもいけません。

 私はそのことに悩んでいる。
 そう受け入れるだけでもだいぶ変わります。

 次に、悩みがあろうとなかろうと、やらなければならないタスクをプランしましょう。
 そして、プランの中に、悩みごとを考える、と言ったタスクを入れてみてもいいかもしれません。

 ただ、頭に浮かんできて悩むという悪循環を断ち切るために、悩むこともシステム化してしまいましょう。

 そんなことできるわけないという意見も聞こえてきそうですが、意外と何とかなるものですよ。
 今やることに集中している時間は悩みが出てこない、という経験は誰にもあると思いますから。

 そして、最後に最も大切な考え方を。
 それは、未来の不安にとらわれないようにすることです。

 未来は誰にもわかりません。
 未来は未確定であり、不安に考えている通りのことが起こるとは限りません。
 不安なことを起こさないために現在を行動することが大事なのです。

 だからこそ、現在をプランして、現在を行動して、未来は絶対変えられると信じること。

 これが唯一、心に抱えている不安に対処できる方法なのです。

告知

 7/6(土)に、私も寄稿しているnoteマガジン、『ユタカジン』のLIVEイベントが開催されます!
 興味を惹かれた方は、是非どうぞ!

最後に

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