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CCトークスキルブログ〜会話の中で間が持つ特別な効果とは?

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです。

 月曜日はCCトークスキルブログ。

 会話でお互いがマシンガンを撃ち合うが如く話し続けること、と言うのはあまりないと思います。

 どこかで両方が話さない瞬間、間が発生することは多々ありますし、実は間は意図的に入れたり抜いたりすることができ、入れ方で自分の会話の印象を変えることもできます。

 今日はその間の使い方をテーマに、会話の中で間が持っている特別な効果についてお話ししていきます。


会話の中で間を入れることの意味

 会話の中で間を入れることには意味があります。

 例えば、息継ぎをする、少し飲み物を飲むといった生理的に必要な場合もありますが、今回は、自分の言葉を強調する、大事な話に集中してもらう、と言ったテクニック面の話です。

 テクニックとしての間の効果で、最も大きいのは、自分の言葉を強調するための間です。

 これは、自分の話のなかで重要な部分の前に適度な間を入れることで、重要な部分に集中してもらうと言うものです。

 間を入れない場合、他の部分を同じ印象で聞かれてしまうので、大事な部分と他の部分が同じレベルで聞かれてしまって、最終的に何を言いたかったのかよくわからない、のようになってしまうことがありえます。

 せっかくの会話の機会ですし、自分の話をしっかりと伝えたいですよね。

 伝わることでのメリットは計り知れませんから。

間の取り方は無策ではよくない

 間の取り方は、効果に合わせた取り方が必要です。

 特に策もなく、安易に間を取るだけだと逆にわかりにくい会話になってしまいます。

 では、どう言ったタイミングで間を取ればいいのでしょうか?

 間の取り方で典型的な方法は次のようなものがあります。

  1. 重要な部分に集中してもらう場合は、その話題に入る直前に半呼吸程度の時間

  2. まだ会話の主導権を維持したい場合は、接続詞まで口にしてから間を取る

  3. 強調の効果を得たい場合は、その話題に入る直前に4分の1呼吸程度の時間

 1.は、自分の会話に引き込む事を意味します。引き込むにはある程度の長さの間で興味を持ってもらう必要があります。ただし、長すぎると引き込まれるのではなく、その集中が解けてしまうので、半呼吸程度の時間が効果的です。

 会話をしている場合は大体息をある程度吐いている状態なので、息を吸う時間だけ間を取る、と考えるとわかりやすいかもしれませんね。

 2.は、まだ自分が話をしたいけれど、少し水を飲んだり、息を整えたりする時間が欲しいときに使えます。

 この場合、「つまり」や「だから」と言った接続詞を口にしてから間をとります。この言葉を口にすることで、まだ話は続きます、と言う事を他の人に伝えることができるので、しばらく時間をとっても待ってもらえます。

 特に、対面の場合、何かしらの行動を取ればその行動が終わるまではまってもらえるという効果もあります。

 3.は、結論などの最も大切な部分を伝える直前に、ほんの少しだけとる間のことです。

 この場合は、4分の1呼吸程度で十分です。むしろ、長すぎる間を取ると普通の会話の一環と取られてしまいますので、注意しましょう。

 これらの効果を組み合わせて使うことで、会話のスキルは飛躍的に上がっていくことでしょう。

最後に

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