タスクシュートをフックにして自分のスキルを再定義してみる【ユタカジン】
おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!
私のnoteは前日に翌日分を書く、という動きになっているのですが、今週は日曜日月曜日と家族サービスの都合でかけなかったため、月曜日、火曜日がスキップになってしまいました。
つぶやきで言及はさせていただきましたが、また来週をおたのしみに。
ユタカジンは書いていきますので、水曜日からはまた更新復帰。
ぜひお付き合いくださいね。
さて、今日のユタカジンはタスクシュートをフックにして、自分自身のスキルを再定義してみました、というお話です。
実は、この作業自体は2月くらいには完了していたのですが、お話しする機会が今までなかったので、この機会に記事化してみようという意図でございます。
それでは、今日もお付き合いくださいね。
スキルの再定義をは何を指しているのか
まず、何をしたのかが明確でないとわかりにくいですよね。
そこで、まずはスキルの再定義とは何を指して言っているのかをお伝えします。
ここでお話しているスキルの再定義というのは、自分が持っている(と認識している)スキルが本当に正しいものかどうかを棚卸して、現状にのっとった情報に更新する、という意味です。
皆さん誰でも自分自身のスキルはこれこれで、ここが得意ジャンル、こっちは苦手ジャンルと認識があると思います。
その認識が本当に正しいのか一度棚卸をしてみて、実際に即していない部分を修正し、自分はこういうスキルを持っています、と周りにきちんと説明できるようにしようというのが、今回のスキルの再定義の意味です。
タスクシュートサイクルでいう所のレビューの一環とも言えますね。
そして、今回はこの再定義の際にタスクシュートのログを利用します。
タスクシュートのログには自分の得手、不得手もわかりやすく現れてくるので、活用すると面白いことになります……というか、実際になりました。
それではどのように考えて、どんな結果となったのか紐解いていきましょう。
元々の認識
まず、スキルの再定義前の元々の認識を棚卸してみましょう。
元々は以下の認識でした。
トークスキルは得意な方。特に電話応対は専門ジャンル。
WEB関連についても作成、分析、修正スキルを持つ。特にFAQ、チャットボット、ボイスボットなどのノンボイスツールについては専門ジャンル
文章作成は得意な方。毎日の記事作成もあまり苦にしない。
身体能力は高めだが、敏捷系よりも筋トレやマラソン等の持久系の方が得意。球技は苦手。
コミュニケーション能力は高い方だとは思うが、自分から積極的にコミュニケーションをとる方ではない。
細かい数値分析やプロジェクト管理は出来るが不得意ジャンル。他の人に任せた方が安全
だいたいこんな感じの人間だよね、と思いながら長い間生活してきたわけです。
なお、文章作成についてだけが比較的新しい情報で、だいたい1年前位からの認識です。
タスクシュート認定トレーナーになってから、毎日ブログを書いてみよう、として書いてみたら思った以上に書けるじゃないか、となり、今では得意ジャンルにまで至ったものです。
こういう経験があったから、一度棚卸してみようと思い立ったところもあります。
それでは、これらを確認し、他のものについて何か新しい情報はないかをチェックしていきます。
棚卸結果のチェック
棚卸結果をチェックしていくと、以下のような結果になりました。
トークスキルは得意な方。特に電話応対は専門ジャンル
こちらの評価は特に変化はありませんでしたが、少し情報に修正が必要かな、となりました。
話はじめれば得意な方ですし、敬語もほぼ正確に使えます。
相手に不快感を与えるようなトークにもなりませんし、不用意なことを口にすることもありません。
つまり、トークスキルが得意という部分はまったくもって正しいのですが、電話応対、というくくりにすると違和感がありました。
私は、受電応対については自信がありますが、架電応対は苦手と理解したからです。
より正確にいうと、架電対応は、嫌いが正しいです。
なんというか、自分の都合で電話をかけて、相手の都合がどうだろうと考えてしまうので気が重いんですよね、架電。
営業電話などもってのほかです。
このあたりが、トークは得意だし、相手の気持ちもある程度読めるのに、営業としては大成しない理由だと思います。
実際に、交渉まで入ればどんなものでもだいたい売れるのですが、そもそもアポ取りが嫌なんですよね。
WEB関連についても作成、分析、修正スキルを持つ
ここにも修正が必要でした。スキルがあるとスキルを活用できるは別物というのが前項でもありましたが、その観点からタスクシュートのログを見てみると見えてくるものがあったからです。
それは、作成作業には大して興味がない、ということです。
分析や修正に関しては着手も早く、完了もスムーズなのですが、作成作業に関しては取りかかりが遅かったり、急ぎでないなら先送ったりする傾向が強かったのです。
どれも上手にできると思っていたのですが、そういう癖がある、とわかると行動パターンが変わってきます。
今は、作成修正系の作業は、他の人に依頼して、なるべく私の手元でスタックしないようにしています。
クライアントとの交渉窓口が私なので(トークスキルが得意ジャンルなので)そこから誰に振り分けるのが最適か、と考えるようになりました。
その結果、チームの仕事がスムーズに回るようになりました。
文章作成は得意な方。毎日の記事作成もあまり苦にしない
ここは確かにそうではあるのですが、棚卸の結果、毎日作成となるとストレスがかかっていることを理解しました。
出来ないわけではないし、書き始めれば書けるのですが、ネタだしが一番困っていて、困っている状態でこのタスクを見ると同一日内先送りなどをする頻度が多くなっていたからです。
では、毎日投稿をあきらめるのか、となるとそれもまた違うなぁという結論になったので、noteを今のように曜日単位で記事内容を変えることで、ネタだしにあまり困らないように工夫してみたというわけです。
今の所うまく回っていますが、もう少し検証は必要ですね。
身体能力は高めだが、敏捷系よりも筋トレやマラソン等の持久系の方が得意
こちらはほぼ変わらんだろうと思っていたのですが、筋トレを継続していた結果、持久系よりも敏捷系の方が得意であると気づきました。
子供と追いかけっこしたりなど、体を動かす機会が多くなったのもあるのですが、意外と動けているんですよね。
そこで、敏捷系を苦手だと思っていた理由を考えてみたのですが、器用さ依存の競技は間違いなく苦手でした。
根本的に不器用なのは変わりませんから。
その結果、器用さが必要な球技が苦手=敏捷系が苦手と認識していたようです。
更には、器用さが必要なものでも単純な動きであれば練習してうまく動けることもわかりました。
つまり、自分が思っている以上に身体能力は高かった、ということですね。
コミュニケーション能力は高い方だが、積極的にコミュニケーションはとらない
これは、根本的に相違していました。
コミュニケーション能力が高いというのは電話のスキルで培ったものであり、根本的に内向的だと思っていたわけです。
それが、実際を見てみると結構自分からコミュニケーションを取りに行くことも多い方でした。
この辺りはタスクシュート認定トレーナーになってから色々な人と絡んでいく中で理解した部分でもあります。
その代わり、必要と思わないコミュニケーションを無理に取りに行かないタイプであることは間違いないようでした。
そのため、不必要だと思ってコミュニケーションを取らない=内向的と認識していたようです。
必要性の認識をアップデートすることで外向的な動きもできることが分かったので、ここは収穫でしたね。
細かい数値分析やプロジェクト管理は出来るが不得意ジャンル。他の人に任せた方が安全
ここは自分のウイークポイントだと思っていた部分です。
ですが、ここも大きく違っていることを理解しました。
時間や取りかかりの具合を見る限り、そこまで不得意とか苦手とか思っている様子が見て取れません。
それどころか普通に初めて普通に終わっている。
つまり、あまりやろうと思っていなかっただけで、必要に迫られてやる場合はきちんと分析管理が出来ているのです。
では、どうして不得意ジャンルと思い込んでいたのでしょうか?
そこを振り返ってみると、以前どうにも合わなかったクライアントとのやり取りの中で、タスク管理が出来ていないような失敗が多かったからでした。
更に振り返ってみると、元々出来ていてそのシチュエーションでだけできていないこと、その事象発生タイミングには色々な要因で大きなストレスがかかっていて、実力を発揮できない環境だったことが原因だろうと考えました。
つまり、出来ることでも状況によってできなくなることを自分自身で証明して見せたわけですね。
タスクシュートで再定義をするには?
他にももう少し色々見えてきたことがあるのですが、自分語りはこの辺にしておいて、タスクシュートでのスキル再定義をどのようにやったかを最後にお話しておきましょう。
ログを長期間分見返して違和感を探す
まず、ログを長期間分、出来れば3か月以上分を見返してみて、違和感を探します。
違和感とは、開始時間が不安定になっている、タスク時間が日によって大きくずれる、特定のタスクに先送りが多く発生するなどなど、通常の動きではあまり発生しないものを探してみてください。
私はもう全く何も心配がないと心から思えていない限りは、いくつかの違和感を見つけることが出来るでしょう。
違和感の理由を振り返る
次に、違和感を感じるタスクがどうして起こったのかを振り返ります。
タスクシュートのログのいい所は、過去の記憶を思い起こしやすい点にもあります。
前後のタスク状況が見えたり、その日にどんなことを考えていたかなど、特に違和感を感じるポイント付近は鮮明に思い出せることが多いです。
そうすると、色々な理由が見えてきて、こういう理由でこういう行動をとったんだな、と理解できるようになるでしょう。
理由をもう一段階掘り下げる
最後に、見えた理由をもう一段階掘り下げます。
その理由が言い訳になっていないか、対策は存在しないのか、自分が何か思い込んでいないかなど、掘り下げていくと真因が見えてくるのです。
この真因の中に、自分のスキルに勘違いがあった、が存在します。
この勘違いを見つけた時、自分のスキルが再定義できるのです。
特に自分のスキルは、勘違いがあると自分を苦しめる大きな理由になりますのでレビューを含めて定期的にチェックしておきたいですね。
最後に
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