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読書記録~なぜか仕事が早く終わらない人のための超タスク管理術

今回は、TaskChute協会でもお世話になっている、佐々木正悟さんのタスク管理術に関する本です。

TaskChuteに限らず、いろいろなタスク管理手法やそもそものマインドセットについては自分の生き方にも大きな好影響が出るので、読んでみました。


タスク管理について改めて振り返る機会になった

この本を読み終わって、私はタスク管理に改めて振り返ることができてよかったと心から思いました。

私のタスク管理術はTaskChuteですが、最近これが上手く回っていて当たり前になっていました。
これ自体はとてもいいことなのですが、今だからこそこの本を読んで振り返ることができたのはとてもよかったです。

なぜなら、慣れが当たり前になると自分の癖がついてきます。
この癖というものが曲者で、良い癖はどんどん増やしていけばいいのですが、悪い癖との区別がつきにくく、悪い癖を放置すると変な方向に歪んでしまうこともあり得るからです。

実際に、読みながら自分に置き換えてみると、色々なものが見えて来ました。

特に、タスク管理でよく使われる用語がきちんと整理できたことで、自分が認識を違えて使っていたな、と確認できたり、その認識だとこの部分がうまくいかなくなるかもしれない、と気づけました。

例えば、「約束」を私は会議や他者と関連するタスクであると認識していましたが、本書では、タスク管理をするすべての総称で、予定やタスク、プロジェクト、急な依頼などが含まれる、とあります。

そして、これらがすべて約束であり、タスク管理の目的は約束を実行し仕事を終わらせていくこととまで言及されています。

当たり前と言えば当たり前なのですが、その辺りの意識が希薄だったと気づけたことはとても大きい財産です。

いろんな管理術はあれど本質的には同じことを言っている

本書では、GTD、タスクシュート、マニャーナの法則の3つを例として取り上げていますが、読めば読むほど、いずれも本質的には同じことを言っているなと感じました。

私が感じたその本質とは、

  • すべてのタスクを管理すること

  • 今日することを限定すること

  • タスク管理のゴールを間違えないこと

です。

もしかすると、今後さらに本質だと思うことが増えてくるかもしれませんが、その時は、本質だと思っていたことが枝葉ではないことを一つ一つ確認していこうと思います。

基本ステップから小技まで網羅されているのが嬉しい

本書は、タスク管理が必要な理由、タスク管理の基本ステップ、タスク管理術についての基本と実践、タスク管理の小技集と必要なものが全て揃っています。

特に小技はタスク管理を志した人なら一度は聞いたことのある単語ばかりです。

リマインダー、カンバン、ToDoリスト、アウトライナー、ポモドーロテクニック、などなど。

耳にして頭の中に放置していたこれらの小技も再定義できると、今これは使った方がいいかな、などといろんな気づきが出てきます。

その気づきによって、あなたのタスク管理もさらに発展していくことでしょう。

これから始める人にも始めていて振り返る人にもおすすめな良書

この本は、タスク管理をしたいと思っているけど踏み切れない人から、今タスク管理をしていて行き詰まっている人、タスク管理はもう完璧だと自信を持っている人まで誰が読んでも気づきが得られる良書です。

ちょっとした息抜きのつもりで肩の力を抜いて読んでみると、自分がどんどんレベルアップしていく感覚を覚えて、タスク管理に向き合うことが楽しくなること請け合いです。

ぜひ、あなたも手に取ってみませんか?

最後に

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