読書記録～8の殺人

　おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです！

　火曜日は読書記録なんですが、本棚を改めてみてみると、娯楽系の本が多いなぁと改めて実感しました。

　そういう意味では、私の読書は娯楽、息抜きなんだなぁとも改めて。
　ええ、私の読書記録は娯楽系が多くなるということです。

　今日も娯楽系、推理小説です。

　8の殺人は、安孫子武丸さんが執筆された推理小説です。

　内容を詳しく書きすぎるとネタバレになるので、ある程度抑えておきますが、速水3きょうだいによる犯人捜しが主眼となっているお話。

　長男の恭三が刑事、次男の慎二が喫茶店のマスター、長女のいちおが大学生。
　ええ、この3きょうだいは、上から3,2,1と下がってくる名前で、そうなった理由もきちんと書かれています。

　こういった遊び心がいろいろな場所にいろいろなものでちりばめられているので、推理小説なのにどこかくすっと笑ってしまうようなシーンが多いのもこのシリーズの特徴ですね。

　安孫子武丸さんといえば、デジタルノベルのかまいたちの夜のシナリオライターさんでもあります。
　かまいたちの夜を楽しんだことがある人であれば、この本はあのゲームの雰囲気を感じられるかもしれませんね。

　そんな軽いタッチでありながら、そのトリック部分はしっかりと考えられており、解決編で明かされたときも、なるほど、と納得感が。

　元々私がトリック系や脱出ゲームなどが好きなこともありますので、まったく予想がつかなかったというようなものではありませんでしたが、明らかにそれはないだろ、というようなものではないので、得意な人はぜひトリックを暴いてみて、苦手な人は、へぇ、なるほど、と楽しんでくださいね。

最後に

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