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タスクシュート日記〜自分の時間の使い方を知ることの意味

 おはようございます!今日も今日とてタスクシュート。M.Ozawa@ふぃるです。

 タスクシュートをやっていると言って、どんなことをしているのかを説明すると、よく返ってくる反応に、「よくそんな所まで記録してるね」とか、「なんかガチガチに縛られているみたいで嫌だ」とか言われることがあります。

 タスクシューターにしてみれば、当たり前のことなので別に縛られている感もなく、ただ習慣の一つとして始まる前に開始ボタンを押して、終わる時に終了ボタンを押しているだけなのですが、言いたいことはわかります。私も最初は思ってましたから。

 ただ、もう一つの「そんな所まで記録している」の部分は、勘違いだな、と思っているのです。
 その勘違いをほぐしていくために、今日はなぜそんな所まで記録しているのかについてお話ししましょう。

なぜそんな所まで記録しているのか

 では、タスクシューターはなぜそんな所まで記録しているのでしょうか?

 それは、自分が意識的、無意識的を問わずにどんな行動をとっているのかを知るためです。

 で、それを知ってどうするんでしょうか?

 それは、知ることでその時間の使い方を自分がどう感じるのかを知るためです。

 知ってばかりですね。
 ですが、この知る、というのが大切なのです。

 時間に対して不満を持っている時、実は自分が時間をどう使っているのか正確には理解していません。
 ただ、自分が意識的に良くないと思っていることに不満を持ったり、自分が無意識にとっている行動を知らずに時間が足りないと言ったりしていることが多いのです。

 でも、自分が時間をどう使っているのか正確に理解することが次の一歩を正しく踏み出すための機会になります。
 正しく理解して、自分に向き合うことで、自分ははじめてどの時間をどう変えていきたいのかを考えることができるからです。

記録なくして改善はない

 つまり、記録なくして改善はない、ということです。

 このことは、改善に関してたくさんの知見や手法を生み出してきたQC手法でも言われていることです。
 QC手法でも、まずデータをとることから始めます。そのデータを分析することでどこに問題点があり、どう改善していけば良いのかを考えることができるからです。

 ただし、タスクシュートでは少しだけアプローチを変える必要があります。
 それは、自分の時間の使い方に対して間違いや失敗というものはないからです。

 感情的に失敗したなぁと思うことはかまいません。でも、自分がそういうふうに時間を使ったことには理由があります。
 自分に向き合って、そう時間を使ったことについて、どうしてそう使ったんだろう?と考えることで自分の行動の癖が見えてきます。
 行動の癖を見つければ、その次のアプローチが可能になってくるのです。

こんなことしてたんだ!と衝撃を受ければきっかけになる

 そのため、私はタスクシュートをはじめる人には、まず取れる所からで良いから記録を取ってみて、ということが多いです。
 そうして1日記録を取ってもらい、その記録を振り返ってもらうと、大体の人は、「私ってこんなことしてたんだ!」というような反応をしてくれます。

 自分が無意識的に取っていた行動は記録を取って客観化しないとわからないことがほとんどです。
 そして、無意識的にとる行動は8割くらいは自分がよくないと思っている行動であることが多いです。
 それにきちんと向き合うことで自分というものを知ることができて、自分というものを知ることでどういう時にどんな行動を取るのかを知ることができます。

 ここまで知れれば、次の打ち手は当然のように見えてくるのです。

自分を知ることで次の打ち手を見つけることができたら勝ち

 自分を知ることで次の打ち手を見つけることができたらその時点で時間の使い方に対して自分は勝ち確だ、と思ってもらってかまいません。

 なぜなら、あなたは自分が納得いく時間の使い方ができる入り口に立つことができたからです。

 タスクシューターは、時間をどう使うかについては一切気にしません。
 極論ですが、一日中ソーシャルゲームをはしごしまくってそれだけで1日を終えたとします。
 でも、その記録を見返してから自分が納得いく使い方だったら、それはそれで正解なのです。

 タスクシュートは、自分らしい時間的豊かさを追求するためのツールです。
 自分が納得して使った1日は、自分にとって豊かな時間の1日だったはずです。
 それならば、その使い方は正解でした。他の人がなんと言おうとも。

 ただ、後悔があるのなら、その1日のどの部分でなにをすれば納得できたのかと考えてみるのです。
 それを繰り返していくことで、自分が納得いく時間の使い方をすることができるようになり、いつしか自分が時間的豊かさの中で暮らしていることを知ることができるでしょう。

 タスクシュートは、そしてタスクシュート協会はあなたがそこに至ることを望んでいます。

最後に

 時間的豊かさを追求するタスクシューター達が集まっているタスクシュート協会に興味をお持ちいただけた方は、ぜひ以下のリンクから教会のホームページを覗いてみてください。
 あなたが時間的豊かさを得るためのヒントがそこにはきっとあることでしょう。

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