見出し画像

正直な自分でありたい

こんばんは。
今日は、この前の休日にお買い物に行った時の話。

たまたま行ったお店に沢山フルーツが並んでいた。
色鮮やかで、胸が高鳴る。
カゴに入れられていたので、まるで外国のマーケットで選んでいる気分になった。

普段は節約することに振り切ってしまっていたので、私にとって季節のフルーツを購入するのはある種の贅沢だった。

年度末頑張ってるし、買っちゃうか〜〜!


うきうきしながらいちごを手にとる。
どのパックもそんなに変わらないはずなのに、なぜか真剣に選んでしまった。

色鮮やかなブラッドオレンジと伊予柑。
ほんっとに似ている。
ブラッドオレンジのほうが小ぶりで可愛らしく、伊予柑はややゴツゴツしていて力強く見えた。
サイズの違いは関係ないだろうが、ブラッドオレンジのほうが30円くらい安かった。

先月友人からいただいた伊予柑が美味しかった記憶があったので、今回も伊予柑をチョイス。自然に揉まれた形跡のある伊予柑をひとつ手にとり、レジへ向かった。



レジでお買い物をしてもらっていると、


「こちらブラッドオレンジでよろしいでしょうか?」


咄嗟に、「いや!伊予柑です!」と答える私。

普通の会話である。
ただ、ケチんぼな私は言ったあとで一瞬こう思った。



「ブラッドオレンジですって言えば安く買えたかな。」




全く最低だ。でも、実行はするわけがないにしろ、私以外の人にもこういう考えがよぎる人は少なくないのではないだろうか。
普通に考えれば泥棒なんだけれど。
店員さんも分からないのであれば、選んだ私しかわかる者はいない。私が言い出さない限り、真実が明るみに出ることはない。
こういうのって、きっと世の中にたくさんあるんだろうな。

自分が言わなければ、自分だけが得をすることが出来る。しかも誰にもばれることはない。じゃあ言わなければよい。


でも私はこういうときに、正直に言える人間でありたい。

私の人生のモットーは、
「今の自分を10年前の自分に見せた時に恥ずかしくないような生き方をする」こと。
周りに嘘をつき、自分に嘘をついて得をしようだなんて恥ずかしいにも程がある。



周りの人対してというよりも、誰より自分自身に誇れる自分でありたいものだ。
正直に、汚れのない生き方をしていよう。




さて、また次回。
ほっと一息つく時間を一緒に共有しましょう。


Fika


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?