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夢を語れるか?

今週はありとあらゆる仕事が濃密に絡み合う予定。スケジュール帳を見て考えている場合ではない状態です。
おまけに、入管法改悪案が、閣議決定されかけててもう取るものもとりあえず歩き回りの週です。具体的に日本に住む外国人の生活について身近に触れる場にいることで、今まで全く考えなかったことが一気に押し寄せます。
午後、書類をプリントアウトするために、長く日本で働いて生活してきた方と一緒にコンビニへ。子どもたちがひしめき合うアパートから出て、コンビニへ歩くほんの5分ぐらい。
「子どもがみんな小学生になったら、楽になるかな?」と話され、「今よりは楽になるかもね」と言うと、「子どもが手を離れたら資格をとって、働きたいなー。外国人でもできる?」と聞かれました。
「できるよ、何の資格?」ときいたら「介護」と。「できるよー。介護の仕事したいの?」ときいたら、「私の夢」と。

支援の現場では夢の話はまず出ない。金、住まい、健康。
こればっかりになるなか、アパートを出てほんの数分、いろんな役割から解放された時に、まさかの「夢」話。あー、その通りだ!と思いました。日本で決して金持ちとしては生きない人は、夢を話すことを奪われてた!と今さらながら気づきました。夢を語り合えるようになりたいと改めて思いました。
金の工面や、書類づくりや、食べ物配達、そこに互いの存在価値を見出すのではなく、夢を語り大笑いできるようになりたいです。

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