2024日本ハムファイターズの先発事情
※以下は個人の意見です。
10月に入りシーズン終了に近づくにつれて、上沢選手のメジャー挑戦や井口選手の退団といった、様々な情報が出てきました。
まず、日本ハムの先発投手をまとめて見ました。
先発
伊藤大海◎
上原健太◎
ポンセ〇
金村尚真〇
根本悠楓〇
北山亘基△
鈴木健矢△
田中瑛斗△
松岡洸希?
達孝太?
以下が現在の先発事情です。
この中で1年間ローテを守ったことがあるのは伊藤大海しかいません。ですので伊藤選手の説明は割愛します。
上原選手は今シーズンで課題の安定感が付き、来季のローテを担ってくれないと困る選手です。
ポンセ選手と金村選手は1年間ローテを守った経験はありませんが、投手としての能力はローテを張れる選手です。ですが、2選手とも怪我が怖い選手でもあります。
根本選手は2022シーズン終盤に活躍を魅せるも、オフに体重調整に失敗し、シーズン終盤でしか登板しませんでした。ですが、先発投手として未来の日本ハムを背負う選手であることは間違いないので、前シーズンの失敗を活かせば、シーズン頭から先発ローテに入れる選手です。ただ、まだ若いため体力面が心配です。
北山選手は今シーズンのチーム事情で先発になり、好投を多い選手だったのですが、途中から疲れが出ており2軍で調整をしています。2軍では北山選手の持ち味である、ストレートの球速が落ちており、心配な選手です。
鈴木選手は今シーズン序盤の救世主です。先発として中4日で登板などチームの不調時を支えた選手ですが、彼はロングリリーフに一番の適正があると思うので、先発投手には余程のことがに限りならなくていいと思います。
田中瑛選手は今シーズン最終盤に登板しました。いい球を持っているので、上沢の後継者として頑張って欲しい選手です。
松岡選手と達選手は今シーズン1軍の登板がありません。松岡選手はシーズン序盤は2軍でも打たれていましたが、シーズンが進むに連れて安定感が増した選手です。
達選手はしばらく登板が無いため怪我がしているかもしれません。背が高く、ダルビッシュ有選手のような選手になる事を期待しています。
このような先発事情な為、建山コーチも頭を悩ませるでしょう。
ドラフトでは先発のできる即戦力大学生投手を1人は指名すると思うのと、外国人の補強をあるでしょう。
育成からも松本遼大、福島蓮、柳川大晟の高校生育成組の活躍や齊藤伸治の昇格もありそうです。
また、9月に育成で契約した台湾の至宝である孫易磊選手も驚異的な活躍があれば、昇格するかもしれません。
先発への配置転換がありそうな選手。
山本拓実
北浦竜次
山本選手は今シーズントレードで加入して便利屋的な起用をされていました。中日時代は先発として登板していたことがある為、先発不足のチームの為に先発をやる可能性は十分にあります。
北浦選手は体格のいい左腕でプロでは4試合の先発を経験しています。上手くハマれば西武の平良選手のような選手に化ける選手だと思います。また、日本ハムは中継ぎ左腕が豊富にいる為、先発に挑戦するのはいいと思います。
これらを考えた上で現状戦力のみの先発ローテを考えてみたいと思います。
表ローテ 裏ローテ
伊藤 金村
上原 根本
ポンセ 北山 田中瑛
根本、北山の体力が落ち込んで来た場合は鈴木、山本に配置転換してもらうか、田中瑛に頑張ってもらう。
そして重要なのが新戦力。
佐々木麟太郎が進学となれば、ドラフト1位は間違いなく大学生投手であり、そのなかでも有力視されているのが常廣羽也斗(青山学院大)、下村海翔(青山学院大)です。
常廣投手は伊藤大海選手のように先発と抑えができる投手であり、日本ハムの補強ポイントにはピッタリな投手です。
下村投手は完成度の高さが評価されている投手で、安定した試合を作ることができます。
新外国人は孫易磊選手は育成、まだ確定ではありませんが、曾峻岳は抑えです。日本ハムはアメリカ以外にルーツを持つ外国人を安く獲得する傾向にあるため、当たったら嬉しい程度に考えておきます。
現状把握している新戦力を加えてローテを組むと
表ローテ 裏ローテ 登板間隔を開けながら
伊藤 金村 北山
上原 根本 田中瑛
ポンセ 大卒 新外国人?
このように裏ローテは完全に不透明な状態です。
投手力が物を言う現代プロ野球において、この先発状況は致命的です。ドラフトでも最低2人の大学生投手を指名すると思いますが、個人的には現有戦力にどんどん投げさせて既存戦力の増強を図るしか無いと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?