ロニー・ロドリゲスのタイプ分析と日本での適応【F】
先日、今オフの補強第1弾としてロニー・ロドリゲス(前MIL)の獲得が球団公式で発表された。
そこで、今回はロニー・ロドリゲスの選手としての特徴をBaseball Savantで提供されている2019年のMLBでのデータから紐解き、日本で活躍するためのポイントを考えていこう。
1. 基本情報
プロフィールは以下の通り。
本職は二遊間だが、両コーナーも守ることができる。外野もMLBで両翼を守った経験があるが、それぞれ1試合ずつのみの出場のため、内野のユーティリティというイメージが正しいだろう。
MLBでのプレー動画などを見ると一見小柄にも見えるが、NPBの平均身長が約181cm、平均体重が84kgであることからすれば、体格的には平均的なサイズ。
同姓のブライアン・ロドリゲスとは同郷でブライアンよりも1歳年下。
シーズンオフにはラッパーとして活動し、Youtubeにミュージック・ビデオを投稿するなどユニークなパーソナリティを有しているため、日本でもファイターズの雰囲気に馴染むのは難しくないだろう。
2. データで見る打撃の特徴
本題に入ろう。果たしてロニー・ロドリゲスがどのようなタイプの選手なのかという話だ。
R・ロドリゲスのデータは全て2019年のMLBでの成績。
Baseball Savantから引用。
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