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Tokyo Netrunner Circuit Opener (2023/05) 振り返り

2023/5/7更新

Tokyo Netrunner Circuit Openerに参加してきました。
開催者・参加者の皆様、ありがとうございます。お疲れさまでした。

この記事では、ランナー・コーポそれぞれのデッキ紹介と振り返りをして行こうと思う。

ランナーサイド

ランナーサイドはあまり迷うことなくデッキを決められた。
プランとしては、序盤に《Endurance》か《Buzzsaw》を置いてさっさと《The Maker's Eye》と《Jailbreak》を撃ち込み、あとは盤面に合わせて他プログラムを拡充していく、というシンプルなもの。
現スタートアップ環境にはアクセスして困るアジェンダがないため、《The Maker's Eye》はいけると踏んだ。
K2CP Turbine》を置いてしまえばほとんどのICEがフリーになり、中~終盤も余裕を持って戦える。
腐らない対策カード《No Free Lunch》×3、《Stoneship Chart Room》×3で突然死へのカバーもバッチリ(のつもり)。
IDについては、総合力では《Captain Padma Isbister: Intrepid Explorer》が優れているが、スピードは《Rielle "Kit" Peddler: Transhuman》の方が少し上と考えてこちらを採用した。

結果は4-0で成功。
ただ、対戦したコーポが《Jinteki: Restoring Humanity》、《Thule Subsea: Safety Below》、《Jinteki: Personal Evolution》2回だったため、マルチアクセスの出番はあまり無かった。
この環境はどのコーポにも《Snare!》が入っている可能性が高いことに途中で気付いて、怖くなって結局《The Maker's Eye》を撃てなくなった。
あと《Jinteki: Personal Evolution》相手にスタック0になる激ヤバ試合があったが、なんとか勝ててよかった…。

コーポサイド

コーポのデッキは最後まで迷っていて、GW中にJinteki-netでコーポだけずっとやって調整していた。
前述した通り、ランナーのリグがある程度揃ってしまうとICEが仕事をしなくなるため、それでも嫌がらせできる構築が求められる。
候補として考えたのは、
●NBNでタグ主体⇒《No Free Lunch》はあるがテンポロス期待できる?
●ジンテキでネットダメージ主体⇒《Sting!》が無くてパワー不足?
●ファストアドバンス主体⇒3/2アジェンダ少ないかな?
ということで《NBN: Reality Plus》を採用。
タグや《End of the Line》に対応している間に《Seamless Launch》でスコアを狙っていく。
タグを剥がさずに無視されたら《Freedom of Information》や《Shipment from Vladisibirsk》で決める。
End of the Line》については、みんな注意してるのであまり決まると思っていなくて、大会ならいっそ入れないのもありかと考えたが、《Snare!》からの突然死の線が捨てられなかった。
それと、実は《Ob Superheavy Logistics: Extract. Export. Excel.》(《Hafrún》+《Stavka》)にしようか迷っていたが、結局《Endurance》を止められないのと、柏木で割と使われてバレてるのでやめた。

結果は2-2。
あれだけやったのに、正解だったかわからず終わってしまった。
やはり《End of the Line》はしっかりケアされていて、一回もフラットラインチャンスは無かったのに「それでもワンチャン」と保持し続けて消極的になったのがよくなかったかも。
たぶんコーポは他にもっと強い構築がある。


最終的にぎりぎりなんとか優勝することができた。
鬼のような引きで勝ちを拾えた試合もあり、結果オーライとはいえ修行が足りないと感じた。

ここのところ日本でネットランナーが盛り上がってきていて嬉しい。
全体的にレベルも上がっているので、引き続き楽しみながら研鑽していきたい。

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