Tokyo H2 Circuit Opener (2023/12) 振り返り
2023/12/6更新
Tokyo H2 Circuit Openerに参加してきました。
開催者・参加者の皆様、ありがとうございます。お疲れさまでした。
この記事では、ランナー・コーポそれぞれのデッキ紹介と振り返りをしていこうと思います。
大会フォーマットはStartupです。
ランナーサイド
ランナーサイドは前回大会で使用したデッキをマイナーチェンジして参戦。
序盤に《Endurance》か《Buzzsaw》を置いてさっさと《The Maker's Eye》と《Jailbreak》を撃ち込み、あとは盤面に合わせてリグを揃えていく、というシンプルなもので、前回からの変更点は《Spark of Inspiration》を抜いて対策カードと金策を増やしたところくらいだった。
結果は4-0で成功。
正直なところデッキパワーはもう充分だと思っていて、負けるのはプレイングか、よほど展開が悪いかという感じ。
《Spark of Inspiration》を抜いたなら《Paricia》を1枚さしても良かったかな、とは思った。
コーポサイド
コーポサイドは安定したデッキが思いつかず、タグ&アセット主体のNBNも検討したが、結局このジンテキに賭けた。
ゲームプランはおおまかに以下の通り。
① アーカイブなどから5/3アジェンダをとらせて《Punitive Counterstrike》×2回。
② アーカイブなどから5/3アジェンダ×2枚をとらせて《Punitive Counterstrike》。
③ 《Regenesis》でアーカイブから5/3を獲得。
実際には①②がほとんどすべてで、これらを警戒して相手が固まった場合のオプションとして③がある。
とにかくランナーのリグが揃うと何もできなくなるので、序盤から積極的に①②を狙っていく。
ランナーの所持金、グリップ数を注視して、条件を揃えることに集中する。
《Endurance》はランナーのクレジット8金+グリップ1枚が減るカードと考えて、得した気分になっていた。
《Moon Pool》は①②③すべてのプランを補助してくれるカードである。
ランナーターンにアジェンダをアーカイブに落とせるので、ラン中に使用すればとらせるアジェンダをコントロールでき、ランナーターン終了時に使用すれば《Regenesis》の対象にできる。
《SanSan City Grid》はプラン③を補助するカードだが、これを起動するとコストが高過ぎてプラン①の線がほぼ無くなる。
また4点取ったとて、消耗した状態から残り3点スコアはかなり険しい道のりになるので、余程のことがない限り《SanSan City Grid》を使うことはないと思う。
これもランナーに捨てさせて5金削るのが実戦的な使い方になる。
結果は4-0で成功。
全試合《Punitive Counterstrike》だった。
どうせ安定しないなら、と賭けに出たのが功を奏した。
デッキがバレるとプレイングで結構対策できるので、そうなる前に勝ち切れてよかった。
何より、《Esâ Afontov》(《Marrow》,《Steelskin Scarring》)がいなかったのが大きかったと思う。
おわりに
全体的にちょっと出来すぎ感もあったが優勝することができた。
初めて対戦した方もいて、まだまだ日本にもネットランナーのプレイヤーがいるんだと嬉しかった。
順調にNSGのカードプールが広がっていて、NSGカードだけでStandardをできる日が楽しみになってきた。
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