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虎に翼 第80話 きたー!2連発!

きたー!
始まりから来た、セリフ!
高瀬を処分した理由の説明が鮮やかすぎる。

「この仕事をしている以上どんなに酷いことを言われても、手を出してはだめ。酷い相手と同じ次元に落ちて、仕返しをしてはだめ。だから、しかるべき処分を受けるべきだと思った。穏便にすますふりして、ああいう人たちに借りなんか作って欲しくないから、あなたを確実に傷つけて、こころにできたかさぶたを、ことあるごとに悪気なく剥がしていくような人たち彼らにずっとヘイコラして欲しくない、自分の意思で物事を受け流すのと、受け流さざるを得ないのとは違うから、私がいなくなった後もこの件にあなたがしばられないように、したいようにできるように怒りたい時に怒ることができるように、そう思って処分しました」

ポイントその1 酷い相手と同じ次元に落ちて
そうです!低レベルな人間と同じになってはだめ!仕返しなんてそういう次元の考え方です!

ポイントその2 ああいう人たちに借りなんか作って欲しくないから
完全に、この地に根付いている悪習の張本人特定!名前がなくても名指し!

ポイントその3 心にできたかさぶたをことあるごとに悪気なく剥がしていくような人たち
ここがすごい!心にできたかさぶた→治りかけている心の傷 
ことあるごとに悪気なく→この「悪気なく」があるのと無いのとでは大違い。
わざとじゃ無いけど、低次元な人間は無神経にそれを行うという意味

ポイントその4 自分の意思で受け流すのと、受け流さざるを得ないのとは違うから
目に見えない攻撃は受けるにも2通りある。外から見ているだけではわからないかもしれないが、受動と能動は大きく意味が違う。

そして、自分がいなくなった後も高瀬が自立していくことをうながす寅子。
おみごとなセリフでした!

部屋に1人になった途端、力が抜ける寅子
ああ、いつのまにか、人の上に立ち、その責任を果たさなければならない役職の雛形に自分を合わせるようになっている。
内側からも外側からも作られていく判事の姿。

第一回のお見合いのシーンからここまでの道のりは4ヶ月とは思えない成長。

先週までずっと重い空気だったけれど、航一の誘いを嬉しそうにする無邪気な明るさが戻ってきてまた嬉しい。

そして、、

きたー!涼子様
あとだしじゃんけんみたいだけど、
そうじゃないかと思ったんだよねー!だって、あの大学の同期で揃ってないのは涼子様だけだつたから。
喫茶店の入り口に航一が、先に入って行った時にビビってきた!
ここ!涼子様いるって!

さあ、これで全員戻って来た。
また来週〜!

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