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虎に翼 第70話 回収

元気ですか?穂高先生
そのごまかしかたは無理がある

昨日の剣幕からどんよりしていた不安が、一気に反転して始まった今日

あ〜結局3日も続けて虎翼ネタを書いてしまう。
だって毎回がすごいから、、、

当然と言えば当然だが、2人は和解した。
考えてみれば、寅子があそこまで言えたのは、穂高先生を信頼していたからかもしれないと思う。甘えといえばそうかもしれないが、思い切りぶつかれる相手はなかなかいない。

寅子の「昨日のことは撤回はしませんが、先生の教え子であることは心から誇りに思っています」

好きだなあ、絶対曲げない態度

そして穂高先生最後のお言葉

「佐田くん、気を抜くな、君もいつかは古くなる、常に自分を疑い続け時代の先を歩み、立派なでがらしになってくれたまえ」

君もいつかは古くなる

そうなんです。これを実感し始めている自分
若い頃はベクトルが右向きだったのが、だんだんと左向きになっていくちょうどその真ん中にいる気がしている今。向きが変わると違うものが見えてくるのだ。

そう言って、出涸らし先生は旅立っていってしまう。

穂高先生を偲ぶ4人
ライアン「寂しいねええ、偉大な先輩たちが次々に旅立って」
多岐川「しょうがない、人はいずれ死ぬ、だからいつ死んでもいいように、我々は全力で生きて、全てを出し切るしかないのさ」

わー!またストライクゾーンに投げ込まれた!本当にそう思う。
この人たちを見ていると、本当に全力を出し切って、こんなに熱い思いで戦後の法改正してくれたかと思うと感謝しかない

最後に読まれた尊属殺の最高裁判決の穂高先生の反対意見

この度の判決は道徳の名のもとに、国民がみな平等であることを否定していると言わざるを得ない法で道徳を、規制するなどと許せば14条は壊れてしまう。道徳は道徳、法は法である今の尊属殺の規定は明らかな憲法違反である。

その後1973年 尊属殺重罰規定違憲判決が最高裁判所が法律を違憲と判断した最初の判決が下る。

今週も素晴らしかった。


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