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プログラミングと天文学

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天文学を勉強していく上でプログラミングは必須です。一緒に勉強していきましょう!
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天文学をプログラミングで解析する② (万有引力の大きさを求める)

みなさんこんにちは。ベクトルビクトルです。先日の物理の授業で万有引力の法則について学びました。 $$ F = G \frac{m_1 m_2}{r^2} (G=6.67×10^{-11} [Nm^2/kg^2] ) $$ Gは重力定数という名前がついており、rは距離、m1,m2はそれぞれ質量を意味しています。 この式は何を意味するかというと、万有引力は距離の2乗に反比例し、質量に比例すると言う事です。 この式は天文学を学んでいく時に最初にお目にかかる

天文学をプログラミングで解析する①

最初に申し上げますと、プログラミングさえ出来ると天文学を解析するのに望遠鏡は必要がありません。(自分の目で銀河や星雲を見てみたいという場合は別ですが。。。) 今回は、天文の画像をpythonを使って出力するプログラムを作成します。 天文画像天文学で解析するにあたって、FITS拡張子データを数えきれない程目にします。 Windows環境であれば国立天文台が配布している"Makali"、Mac,Linux環境であれば"SAOImageDS9"などのソフトを使えば画像を出力す