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ハラスメント上司との付き合い方

世の中はいまだにハラスメントで溢れてる。(と、おもう)

「パワハラ」「ハラスメント」のキーワードで
この記事に辿り着く人もいるのではないでしょうか。

わたしも、過去約2年くらいハラスメント上司に悩んでました。

週明け出社が辛くて涙が出たし
出社する電車の中で息苦しかったし
会議中に突然涙が溢れて止まらなくなった。
メールやチャットが飛んでくる度心臓がヒュンってしたw
(いま思うと絶対体に悪いな?)

いろんなことや感情や行動を経て、
休職して自分を取り戻しました。


と、いう経験を踏まえて、
当時悩んでた自分に何か伝えられるとしたら。

(恐れ多いですが、
いまハラスメントに悩んで
会社にいくのがつらい人に
声をかけられるとしたら..)


伝えたいのは
「その人もしくは環境から全力で逃げろ」しかないです。笑


まず、ここから先のハラスメントの定義は
何ハラスメントに該当するかわかんないけど、嫌がらせとか、自分がその人の行動に困ってることとしてます。
ざっくり広い定義で書くことご了承ください。


そのうえでこう書くと
ちょっと違和感あるかもしれないですが、

ハラスメントは、
「その人とあなたの相性」の問題でもあると思います。

※殴られたり、あからさまな人格否定する場合は
相性云々どころの話じゃないのでいますぐ逃げてください。


学生時代も、「なんか合わないな」って思うひと
ひとりやふたりはいたと思います。
それと同じだと思います。

他のひとにとっては気にならないけど
自分にとっては出社するのが辛いくらいこの人と合わない。

学生時代は距離が取れたけど、
いまはそんな合わない人と、
同じ組織に閉じ込められてます。

そりゃ、ときに摩擦も起きます。


ハラスメントする人は
その行為の罪悪感から逃げるために
自分の行為は正当性を証明をしてきます。

わたしが実際言われたことだと、
「逃げる人はこれから先どこでもやっていけない」とか
「あなたはだめだ」とか
はっきり言わなくても
あの手この手で「わたしに従えないあなたは人間失格的」なことを伝えきますw
呪いをかけてきますw


閉鎖的な組織で、且つ多忙な場合
「その世界が全て」と錯覚します。
真面目で、自己肯定感が低い人は
他者からの評価がすべてなので
すべて間に受けちゃいます。
(洗脳に近い状態)


ハラスメントする人は
支配下に置いてる人が
辞めるたり逃げたりすることを予測して
先に出口通せんぼしてきます。
「そっちいくと地獄〜!」って言ってきます。

でも、そんなことないから。

地獄の根拠ないからww
私にとっては天国の可能性、大いにあるからww


ただ、その人にとって
期待通りの働きをしてくれないあなたの存在の都合が悪いだけ。

こっちからすると
「そんなこと言ってくるあなたの方がよっぽどヤバい」ので、お互い様です。

いま、心底辛い場合は
そんな呪いをかけられてないか
自分で自分に呪いをかけてないか
ちょっとだけ自分の環境を観察してみてほしいです。

ハラスメント上司への具体策

その人が直属の上司の場合は
その人が評価者になるので
気が狂いそうになると思います。

なので具体策としては
会社にハラスメント窓口がある場合は
今まで受けた事実を書き出してメールします。

その時の感情や感想を書くとややこしくなるので
まずは事実だけ書く。
そして、自分の要望を伝える。
(→上司と物理的に離れたい など)

要望が通った場合、
自分か、上司が他部署に異動することになると思います。

もしくは身近に打ち明けられる役職者がいる場合は
その人に相談する。
ここでも事実と、自分の要望を伝える。


ここで
なんでパワハラしてくるやつがのうのうとしてて
わたしが逃げなきゃいけないんだっっ!
って、
理不尽な気持ちが湧いてくるかもしれません。


そのときは優先順位を考えてください。
毎日が辛くて、この人さえいなけりゃ心穏やかな日々なのに。って思うのなら
物理的に距離を取ることが最優先だと思います。


つぎに、
周りの人は平気そうで、自分だけが苦しんでると感じる場合。
それは、「環境があなたに合ってない」です。



また、うえで勇気をだしてハラスメント窓口に相談したり
役職者に打ち明けたときに
うやむやにされたとか
こっちにも原因がある的な展開になった場合も同様です。
「その会社があなたと合ってない」です。



ハラスメントは本来あってはならないものです。
訴えに対して本気で取り組んでもらえない場合、
「会社はその行為を許容している」ことになります。

その会社では、「ハラスメントとみなさない」ってことです。

働いてる自分はハラスメントだと思ってるけど
雇用元はハラスメントだと思ってない。

この場合、どっちが悪いとか、
どっちが正しいとか白黒つけようとすると
泥試合になります。

めっちゃ体力消耗すると思います。


だから、逃げる。 全力で。


やべーー会社だった!!!と思って、さっさと辞める。


それで、もっと自分の価値観に合う会社を見つける。


他の人はうまくやってるのに、
なんでわたしだけ、とは、思う必要ないです。


ひとそれぞれ性格が違うように
ストレス耐性も、キャパシティもそれぞれ違います。
誰とでもうまくやれる人が正解のように感じるけど
本来は正解も不正解もない。

誰とでもうまくやれる人は
「誰とでもうまくやれる」という個性があるだけ。

あの人みたいにうまくできない、って誰かと比べる必要もない。

日本人口1億人のなかでたまたま巡り会った人と相性が合わなかっただけ。

日本全国で66万くらいあるたまたま入社した会社との相性が合わなかっただけ。

そのたったひとりの人と、
もしくはたったひとつの会社とうまく関係築けなかったからといって
あなたの存在価値は下がりません。

生きて、悩んで、もがいてる。
もう十分頑張ってる。素晴らしい。

がんばって就活したのに とか
転職活動したのに とか、自分を責めない。

自分が面接で取り繕うように
会社だっていいところしか最初は見せない。
条件はいっしょ。

自分の代わりはいくらでもいるし、
会社の代わりもいくらでもある。



ハラスメント上司との付き合い方としては

大原則として、「逃げる」

ステップとしては、
①ハラスメント上司から離れたいと会社に伝える
②会社が相手にしてくれない場合は、全力で逃げる



パワハラ上司も事情があるんだ・・と理解するとか
向き合うとか、許すとか、戦うとか、
いろんな方法があるけど
わたしの正解は「全力で逃げる」でした。

向き合うとか無理w こわすぎw


逃げ癖がついたって、いいじゃん。
どうしてそんな苦行をし続ける必要があるんだろう。

「苦行すべき」「修行すべき」と思ってる人は
逃げることは悪だという。

「辛いことは避ける」「楽に生きるべき」と思ってる人は
逃げることが正解だと思う。


価値観だと思います。


わたしは、じぶんの価値観をわかってなかった。
社会や会社から求められる「辛いことから学ぶべき」という価値観が
自分の価値観だと思い込んでた。

立ち止まって、自分の価値観改めて洗い出して
「あれは自分の価値観じゃなかった」と気づいた。

ハラスメントする人の心理を紐解く前に
自分を見つめて、自分がどうしたいか確認する方がよっぽど話が早い。

人を思い通りに動かそうと思うとすごく大変だけど
自分はすぐ思い通りに動ける。



わたしはまだ辞めてないから、偉そうなことは言えないですが
でもたぶんこのまま辞めても
「辞めても大したことなかった」と思うとおもいます。


自分なりに10年近くキャリアを積んできて
こんな風に休むことが許せなかった。
それまでの頑張りを、たった一人の上司のために投げ出すなんて。

それは給与面でも、減ったり、なくなるとどうなるのか
想像つかなかったから怖かった。

でも、別になんとでもなる。

なんとでもなる、と思えることはとても恵まれてるんだと思います。


休んだり、辞めたら「終わる」と思ったけど
何にも終わらなかったw
むしろ穏やかな日々がやってきました。

会社を辞めるなんて、休職するなんて、
大事件だって思ったけど
会社はわたしがいなくても当たり前に回ってるし、
わたしの生活も続いてる。


めちゃくちゃ勇気がいるとおもうけど、
わたしは逃げて大正解だった。


だから、2年前のわたし 逃げろー!
1年、2年我慢したって 辛いものは辛いよw


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