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ドラゴンドリル

(子)がドラゴンドリルというアプリに夢中である。周りの子がやっていて、やらせてもらっているうちに自分でもやりたくなったらしい。

学研のアプリで、小学1年~4年の算数のドリルと、ドラゴンの対戦ゲームとが合体した内容で、制限時間内にドリルで正解するとドラゴンを倒したり、アイテムがもらえたりする。それなりに人気のアプリのようである。

無料で各学年の最初だけは遊べるけれど、もっとやりたければ学年ごとに800円を課金する必要がある。それで小学1年~4年の最初のドラゴンを相手にしようとして、でも小学4年では3桁の掛け算とかが出てくるので(子)は歯が立たず、(父)がやらされるはめになった。3桁の数の掛け算を紙と鉛筆で計算するのは何十年ぶりだろう。普通の大人は電卓を使うはずである。制限時間があって、隣に(子)の熱い視線があって、非常にやりづらく、何問か間違えてしまった。(ただ、(父)の脳トレには良さそうだ。) おまけに小学3年の小数や分数の問題の解き方を教えろと言われ、図を描いてがんばって教えてみたが、本当にわかったのだろうか。

アプリで勉強させるのは楽しそうだが、スティーブジョブスやビルゲイツが、自分の子どもにスマホをあまり使わせなかったという記事を見ると、止めた方がいいのだろうかと悩んでしまう。でも今の(子)の頭の中はドラゴンドリルのことでいっぱいで、1日に何分遊ばせるか、その時間をどう決めるかが我が家の最大の関心事になっている。

すぐに飽きて放り出すような気もするが。

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