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昔観た西遊記

先日、ふと思い出したんです。子供の頃いつも夕方に放送されていたドラマの「西遊記」

(もちろん香取慎吾さんの方ではありません。堺正章さんの方です)笑

あれ、子供ながらにドキドキした覚えがあります。「どうなるんだろう?どうなっちゃうの?」

面白かったですよね。
悟空が耳の毛を抜いて「フッ」とすると、たくさんの悟空が現れたり、ヒューって息を吐いて、その前で指をヒュヒュヒュッてすると筋斗雲が飛んできたり。
(うろ覚えどけど、合ってる?)

あの西遊記の最終回を、なぜかふと思い出した。

夏目雅子演じる三蔵法師一行は、経典を求めてガンダーラに向かって長い長い旅をしていて、子供ながらに、いつか着くのかな〜と思ってたのですが。

最後の最後、
「ガンダーラに向かって旅をしてるのかと思ったら、実はお釈迦様の掌の上でした」ってオチだったんです。

子供ながらに『❓❓❓』
「え、どーゆーこと?今までの旅はなんだったの?」
と思ったのを覚えてます。だから印象に残ってたんでしょうね。

ワケワカメだったのですが、人生についての話だったのではないか、と今になって思ったわけです。

「人生どこかに向かってるつもりでいても、実はどこにも向かってないよ」

今までにもこの手のストーリーは幾つかあって、

青い鳥しかり
アルケミストしかり

人は何かを求めて外へ探す旅に出る。どこかにあるような気がして外に求める。
そして人生どこかに向かってる気がするけど、しょせん全てはお釈迦様の掌の上ですよってことらしい。

所詮この世はアスレチック。
ならば人生、気楽に生きたいな〜と思うのでした。


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