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ゴジラ-1/C

今日は盛りだくさんな1日だったのだが、まずはこの話題から(チンザノ・ドライエディションを飲みながら)。
無理矢理がんばって早起きして、新宿に行って、念願のゴジラ-1/C。

本当によかった。私はこれで3回目のマイゴジなのだが、1番よかった。昭和時代の「最初からモノクロ」の映画も映画館でではないけれど何本か見ている私目線でいうと、最初からモノクロだったのでは?という質感。

そして、誰だったか(町山智浩あたりだったか)も言っていたような気がするが、モノクロに似合う(=“昭和っぽい”)顔立ちの人ばかりがキャスティングされていたので、違和感が全くなかった。

初めてマイゴジを見てから、山崎監督が「裏話」をしていそうな動画をYouTubeで漁って見まくったのだが(何せ、監督のトーク、内容も話し方も面白すぎる)、つい一昨日、「高見沢俊彦のロックばん」のゲストが山崎監督だということを知って、Radikoで聞く。3週連チャンの2回目をギリギリで聞けた。そこで、SNSで話題の「橋爪功」問題(?!)に触れられていて、やっと名優出演の経緯がわかったのだった。

「オーラが半端なくて、結局、ど真ん中に」ということになったらしい。

オーラってやっぱりあると思う。存在感ですわ。オーラで思い出すのが、10年くらい前か、母とお能を観に行ったとき、今は亡き歌舞伎俳優の姉(女優)らしき人が、地味な色のお着物姿でいた。ほぼ真正面で目が合って、こちらが気づいているのもわかっている感じなのだが、あまりに堂々とまっすぐなまなざしで見られて、こちらが「こんにちは、いや、失礼しました」とおじぎをしてしまいたくなる(実際そうだった)佇まいだった。かっこよかった。「地味」な服装なのに、目立つのだ。

いやぁ、よかった。素人の感想でしかないのだが、人物に焦点が当たっているときの、背景の映り方が、ただただ懐かしいのだ。ああ、見たことがある、コントラスト(?)。私が見たことのあるモノクロの日本映画は・・・『二十四の瞳』、『七人の侍』、『裸の島』、『東京物語』・・・これだけだったか・・・。

そう、私、初ゴジラは、マイゴジだったのだ。志村喬が出ている最初のゴジラも、是非見よう。

「高見沢俊彦のロックばん」(TBSラジオ)の2月11日版を聞きながら書いたが、私にとって「初」のマイゴジ”裏話”も入っていて、おもしろかった。なぜかリンクを張れない・・・。

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