慌てなければならなかった、おかあサンタ

昨晩、やはりワインを飲んでしまったのはよくなかった。2杯か3杯飲んでしまった。その時点で、「忘れないように」とテーブルに出しておいた弁当の空箱は全く見えていなかった(真っ暗なままで飲んでいたし・・・)。

朝、いつもよりも早めに起き出した息子。プレゼントをゴソゴソしながら、なんとも微妙な心持ちを隠すかのようであったが・・・。

私は7時過ぎまで布団の中にいた。サンタ業は無事終わった。

そこで息子が叫ぶ。「お母さん!弁当がない!!!」

ギャー。いくらほとんど仕込み終わっているといっても、炊いたご飯を入れて冷ますなど、あれこれやることはある。

大急ぎでご飯を詰めて、窓を開けて冷まし始める。雪平鍋に卵を割り入れ、砂糖をぶっかけて炒り卵を作り冷ます。その間に鶏そぼろをレンチンして冷ます。

ギリギリセーフ。

ゴミを出しがてら見送ると、珍しく振り返りながら笑顔で手を振る息子。

よかった、よかった。

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