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NPO法人フィールドアシスタントがお届けする、世界各地の人たちに暮らしの知恵を求めて話を聞くポッドキャスト「ラジオネイティブ(radio native)」を公開中。このマガジンは… もっと読む
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2022年3月の記事一覧

カルシウム不足を補うサプリ? ふりかけ誕生の秘話

ふりかけの元祖、フタバの「御飯の友」 村上 突然ですがみなさん、最近、ふりかけを食べていますか? ふりかけの発祥の地をご存知でしょうか。実は熊本なんです。「御飯の友」というふりかけが元祖になるんですけど、そのふりかけを、大正2年からとうかがっていますが、100年以上前から作り続けている株式会社フタバの代表取締役・安部直也さんにお話を伺います。 今井 さっそくですが、フタバの「御飯の友」はふりかけの「元祖」なんですか。 安部 全国ふりかけ協会という団体があって、15社ほど加

「自分らしく生きる」を目指してほしい

丸の内も、釧路川も同じだな今井 がってんさんと辻さんは今は別々の場所で、それぞれの仕事をされていますが、本格的な対談は3年ぶりということですね。この機会ですので、がってんさんから辻さんに、今だから聞いてみたいことはありますか。 がってん 亮多は38になったんだっけ? 辻 39になります。 がってん ちょうど体力が変わり始めるころかなと思うんだけど、今までどおり行かず、修正が出る頃だと思うんだけど、何か対応してる? 辻 まだ違和感のままにいますね。そう言えばがってんが4

ゲストには見せないガイドの舞台裏

自然が好き、だけでは続かない今井 これまでたくさんのガイドががってんさんの門をたたいて、そこを巣立っていったと思いますが、長くガイドとして継続していくために必要なことはどういうことだと思いますか。 がってん ガイドってサービス業なんだけどちょっとだけハードです。天候に合わせて動くとか、そういうことが多い業種です。ガイドになろうって思って門を叩いてきた時に、もし無理だと思ったら、すぐにやめたほうがいいと思うことがあります。 自分が遊んだり自然が好きだったり、自分がチャレンジし

ガイド業は表現者 区切りのない自然の中で何を伝えるか

がってんの門をたたいた辻さん今井 愛媛県今治市のしまなみ野外学校で野外教育活動をされている木名瀬裕さん(がってんさん)と、北海道の天塩川でカヌーガイドをされている辻亮多さんにお越しいただいただきました。前回、辻さんから、ガイドの領域では自分は冒険はせずにゲストのために動く、つまり人のために必ず動くということを大切にしていて、そこから出ないというお話をいただきました。一方で、休みの日などに自分の冒険も大切にされてると伺いました。この話、がってんさんはどう受け止めましたか。 が