ソーシング

ソーシング時の考え方とスキル|採用レシピ

こんにちは! @amicus8412 です。2019年も12月、師走ですね。
(LAPRAS Fans Advent Calendar 2019の21日目の記事となります。)

ふと、なんとなく振り返ってみると
HRの役割で事業の成長サポート10年やっていました。
(そんな歳になってきたからなのかw)

よく最近
「”採用”って何からやればいいのかわからない。」
「エンジニア採用って何をすればいいんでしょう」
など相談を受けることが増えてきました
『いつもお話していることをまとめてみよう!』と思ったのと、
LAPRASの伊藤さんが丁度Facebookでアドベントカレンダーの募集をしていたことも後押しになり、この記事を書き始めました。

自分の体験を言語化することによって助かるヒトがいそうなので、
詳らかにしていこうと思います。

--

 想定読者

・(一旦)採用が主なミッション
・母集団形成に困っている

・スタートアップでこれからHRを始めるヒト、ちょっと始めましたのヒト
・人材業界の営業で、これから事業会社のHRを始めるヒト
・30名以下の組織でこれから”採用”に力を入れなければ事業が成長しない!と、危機感をもっているヒト

話すこと

・ソーシングについて
・ソーシングを行うときの考え方
・考え方を実践するための技法(この辺は粗いです。Updateしていきます)

前置き

採用において重要な1つの要素のソーシング
日本では馴染みが薄いようだが、アメリカでは人材発掘専門家“ソーサー”として定義されている。

主な役割は以下の6つだ。

採用候補者の要件定義
候補者のパイプライン構築
候補者のリーチ方法設計とディレクション
リサーチ(特定の候補者、コミュニティ、アウトプットの調査)
選考の管理
後工程からのFB受けてのPDCA

(おっと、ストップ!!)

その前に、決めること1つあった。
ソーシングで「すべてのフェーズ”対話をする”ことを決める」考え方だ。
この考え方をぶらさないことである。


どういうことか?

まず対話とは

「ダイアローグ(対話)は、自由な雰囲気で行われる真剣な話し合いで、相手の意見を尊重しつつ自分の意見との違いを認識して相互理解を深めること
Source:「ダイアローグ 対話する組織」(中原淳・長岡健 共著、ダイヤモンド社)」

と定義している。

対話で必要なのは、結論ではなく「共通理解」
向き合って、伝え合って、理解し合う話し合い をするコトである。

そこでは
 どの程度の話題に対する深さ
 どんな場所で
 どんな長さの時間で
 
などは定めていない。

つまりどこでも”対話”をすることはできる。


ソーシング時になぜ対話なのか?

対話は、そのプロセスでコミュニティとして私たちを結びつけるのである。
向き合って、伝え合って、理解し合う話し合う を行うプロセスである効能を発揮する。

・互いに親しみと気安さを感じる
・互いに当り前のように協力し合う
・どうやってそういう共通の土壌を創るかを知る
・組織の境界を越えた共同作業のためのネットワークを作る
・同じコミュニティのメンバーに同一性と共感を感じる
などの効能である。

つまり、互いの信頼を構築することができる。

このエッセンスを用いて、ソーシングで行うことできれば、
本音で語れる関係性になり、物事を進められるので、
お互いに幸せになれる! と考えた。

--

技法・知識

採用計画

①候補者を正しく理解する
 「対人コミュニケーション」と「ヒアリングポイント設計」

②採用計画

③採用プロセス設計の重要な要素

--

「ステイシー・ゼイパー氏Tenfold創設者」のが言ったように
ソーサーの価値を理解して活用できれば、会社は市場で優位に立てる
つまりソーシングは”事業戦略”1つと考えている。

また、そのすべての活動の目的を採用にする必要はまったくない
あくまでも私たちの活動の目的は、
持続的な事業の成功=ユーザーに価値を提供し続けることである。

ソーシングの活動を
 ーどう事業に活かせるか
 ー事業の成功に影響を与えられるか
各組織で異なるので改めて考えてみてほしいのだが、
事業への影響力を高めていけば、
ソーシングは単なるヒトを集めるだけの役割でなくなる。

その時に、ソーシングの本当の価値を周りが感じられるのだと思う。

--

自分が「経済」や「未来」に対する価値提供できるものは
しっかりとやる!と決めることができたアドベントカレンダーでした。
継続的にアウトプットは続けていきますー!


おまけ

昔、採用担当になったときにメモを
インフォグラフィックのツール練習(ついで)につくってみたので、
シェアします。

ソーシングの運用者(ソーサー)のスキルをまとめ

・テクノロジー&ソーシングツールの知見
・候補者エンゲージメント
・タレントプール構築
・リサーチ(電話、WEBクローリングなど)
・ソーシャルメディア
・メトリクス&データアナリティクス
・ブランディング&マーケティング
・ATS・CRMでのデータマイニング
・交渉力・最終合意に持ち込む能力


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?