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採用プロセス設計をする|採用レシピ

ここでは考え方(知識)と設計時の注意点を書いておきます。
(ざっと書いているので、もっと詳細に聞きたい!要望があったら書きます。コメくださいm)

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採用マーケティングとCRM

マーケティングとは「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。

人事領域においても採用活動においてマーケティングの考え方を取り入れられることが多くなった。

採用マーケティングの考え方もマーケティングファネルから考えられている。(Source: マルケト社が定義する採用ファネル)

FireShot Capture 047 - Talent Relationship Management.pptx - Google スライド - docs.google.com

元々マーケティング用語のCustomer Relationship Management(顧客関係管理)から派生した言葉である。

顧客関係管理は、「個客対応」により顧客との信頼関係を気づき、継続的に買ってもらう、ファンになって商品を広めてもらうための施策である。
マーケティングの世界では、問い合わせや資料請求などをし商品・サービスについて買う可能性のある顧客を「見込み顧客」という。その商品について知ることで買う可能性のある顧客を「潜在顧客」と定義されていることが多い。
顧客関係管理では、潜在顧客を見込み顧客へ誘導し、さらには見込み顧客を優良顧客へ誘導するために、その顧客の状況に応じたメッセージを顧客へ届けている。

採用におきかえると、自社のことを知らない層を「潜在的就職者」、自社について何かしら問い合わせや説明会にエントリーをした人間を「採用候補者」、実際に候補者が求人に応募した人間を「応募者」と採用活動の段階において分けて考える必要がある。

Source: HR Techナビ|求職者から選ばれる時代の採用を最適化するbeamery

サクセスストーリーを描く

エンプロイー・エクスペリエンス」(Employee Experience)は、直訳すると「従業員の(働く)体験」です。その最大化をし、事業の成長に繋げる考え方です。

どんな経路を辿ると、候補者のパフォーマンスが最大化されるのかはまだまだ仮説検証中です。
組織の状態によっても変わるので一概にいえないですが、黄金律を見つけるために探求中です。

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Source:https://beamery.com/blog/recruitment-marketing-measurement

採用プロセスの設計の仕方は、こちらをご覧ください。
SmartHR社の採用プロセスの考え方がわかりやすいです。

注意書き:ポイント
・採用プロセスは運用、改善されるもの
・現在の採用プロセスはなぜ今の形なのかを考えてみる(作ったヒトがいれば聞いてみる)
・アトラクト(魅力づけ)とジャッジ(採否決定の判断)は双方必要である。


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