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関西中学受験直前特集!灘中受験の当日について(実録)①


2019年1月19日、20日・・・

灘中受験の会場の現場からのリポートです。
今からのお話は、全て実話です。

4:30 起床。

ちなみに、うちの場合は自宅から出ましたが
近隣のホテルに宿泊している方も、結構・・・。

車で、住吉へ。
車じゃない方が・・いいという意見も、多数。

冬場ですので、交通事情(雪や凍結)により、
間に合わないなどのトラブルが起きる可能性が
無きにしも非ず・・というのが、理由。

ですから、早めに起きて、近所の道路を見て
凍っていないことなどを確認!問題なしの判断!

5:20 出発。

途中、セブンイレブンに立ち寄り、甘いものを入手。
気分をほぐす意味でも、コンビニは役立ちます。

6:10 浜学園住吉教室到着。

さながら、不夜城の様子。
暗い空間に、明かりのついた教室。

すでに、先生方は教室の入り口でお出迎え。
鉢巻を巻いて、気合十分!
国語の大御所、F本先生が、大きな声であいさつ。

にもかかわらず、子供たちはみな
きえいりそうな声で・・・ぉは・・よう。

うちは早い方でしたが、子供たちは、
プリントが用意された教室へ。

待ち受けるは、学園長!
そう、浜学園の希望の星、ハッシー。

テンションは、マックスで
声のボリュームも最大!

そして、親は親の控室へ。

子供たちの勉強の様子は、
プロジェクタで投影。

一心不乱にプリントに立ち向かう子供たち。
いや、戦士たち。

鉛筆の音と、学園長の掛け声だけが
響き渡るなかでの独特の緊張感。

親は、することがなくじっと待つだけ。
眠ることはできない。

子供が、頑張っているのに・・・
でも、朝からの緊張で睡魔が・・・

そんな時、学園長が号令。
「鉛筆を置いて!」

そこから、訓話が始まります。
涙なしには聞けません。

今での頑張り、特に悔しくて泣いていた様子が
走馬灯のように思い出されます。

最後の締めくくり、子供たちと唱和
「灘中に、絶対合格するぞ!」
「灘中に、絶対合格するぞ!」
「灘中に、絶対合格するぞ!!!!」

おいおい、入り口でのあいさつは何・・・。

小さな体で、どこからそんな声が出るんだというくらい
鬼気迫った声が、階が異なる私たちまで響き寄せます。

そう、まさに魂の雄叫び。。

7:30 親が先に出発

「親御さんは花道の準備のため、一足先に
 会場へ向かってください」と案内役のP太先生。

よっしゃ、いよいよか!
ちなみに、花道とはその名の通り。

受験会場の入り口までに、親が両端に立って、
子供たちが、その間を通り抜ける・・・

灘中受験の、いや浜学園の名物。
来年は、コロナやからないかも。。ですが。

7:45 会場前到着。

すでに、現場は雑然としております。

東京からの猛者、九州からきたモノノフたちも
旗を翻し、敢然と行進。

そして、日能研、希学園、馬淵教室・・・
あれ、結構ばらばらやな。。。統一感・・・ゼロ

そして、各塾ののぼりがたつなか、
一番目立つ場所に陣取るは、我が浜学園!

すでに、熱気が渦となり、寒さもそっちのけで
親たちは、花道を作っております!

8:30 浜学園登場!

いよいよ、千両役者の登場です。
悠然と、浜学園ののぼりが翻っております!

先頭をあるくは、常在戦場のかんばんを掲げた
伝説の算数教師、橋本学園長!

そして、その横におわすは、学園の重鎮。
熱血指導に、独特のファッション、そして
シルバーヘアの国語、藤本先生!

ゆっくりと、ゆっくりと、
これまでの勉強の成果を確かめるように
確実に、一歩ずつ歩んでおります。

まさに、戦場へ向かう浜学園軍団。

小さな小さな侍が、期待と不安に駆られ
行進を続けます。

花道に入った瞬間から、親御さんたちの

「がんばれ!落ち着け!・・・!!!!」

声にならない声が重なり合って、
花道一帯を包み込んでおります!

うちは、子供に事前に、声は届かんから
ブロックサインを送るから!と伝えてました。

が・・・・親の方が、ぶっ飛んでいました。

何を伝えたかを忘れましたが、
一生懸命、サインを出していました。

恥ずかしそうにうつむく息子!!

でも、その背中は、自信に満ち溢れ
光の中へ吸い込まれていく・・戦士でした。

灘中受験、一日目の朝の実話です。

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