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機械がおらの仕事を増やす

今までの人類史で、便利な道具が発明されて仕事が減ったことというのがないので、AIが人間から仕事を奪うというのは「いやあ、どうだろうね」と思ってる。

特定の職業が消失することはあるけど(駕籠かきとか)、代わりの職業は増えてる(タクシーとか)。
基本的に、新しい技術は人の仕事を増やす。紡績機は「一着二着を数十年長く着る」という生活スタイルを「数年も持たない服を大量に買う」に変えたし、炊飯器は「朝、長屋全員分の米を一気に炊いてお櫃で分け合う」スタイルを「毎食、炊きたてほかほかご飯を食べる」に変えたわけだし。
人間には『豊かになりたいなあ』という欲求があるので、技術進歩で豊かさの量産ができると、それ以上の豊かさを更に求めていく。
現代人は、わざわざ腕のいい絵描きに三年以上贅沢三昧させなくても、ULIKEでイケてる自画像が量産できるわけで。
かといって、絵描きも写真家の職が消えたわけじゃない。多分、絵や写真で食えてる人間の数は増えてる。

なので、「まあ、仕事がなくなるってことはないよ」と思ってる。別の仕事にはなるだろうが。
交通機関の発達で人力車や駕籠かきや飛脚は減ったが、駅員やタクシー運転手や配送業者は増えてるだろう。
人間は貪欲なので。

本日の積読。『ミスター味っ子』

『喰いタン』とかリアタイで全巻読んでたけど、味っ子読んでない。読まなきゃ。

本日はここまで。

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