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世にもきっしょい物語①

中学1年の時、友達連中とエロビデオをレンタルビデオ屋で借りたり、エロ本買ったりすることが流行ってた。

昔はエロ本の自動販売機もまだ結構あって、朝早く家出て友達連中とエロ本の自動販売機の前に待ち合わせして100円ずつ出し合って4人くらいでエロ本買ってた。

エロ漫画が300円でビニ本が400円くらいやったかな。

昔のエロ本の名前がおもろかった。「スーパーエロス」やら「スコラ」やら「投稿写真」「アクションカメラ」とかそんな名前やったと思う。

エロ本みんなで見てたら、エログッズが載ってて、一番おもろかったんが、「壁の向こうが見える❗️〇〇スコープ❗️女子大生の着替え姿ものぞけます❗️」とか「ボカシが消える❗️〇〇機器❗️これで世界が変わる❗️」とか今では考えられへんもんがいっぱい売ってた。

壁の向こうが見えるて壁に穴開けるんちゃうんかい❗️ボカシが消えるてボカシ自体動くのに自分でボカシに合わしに行かなあかんから忙しいやん❗️

結構、高かったと思うわ。数万円したんとちゃうんかな。

それと昔のエロ本は大事なところに黒いボカシがあったから、そのボカシにバター塗ったらボカシ消えるからって友達数人と必死にエロ本にバター塗ったけど、黒いボカシ消えたけど、カラーごと消えて白くなってもうたわ。

意味なかったな。

一回、根性試しに朝8:30に友達らとエロ本の自動販売機にエロ本買いに行って、俺が買いに行ってくる言うてひとりで自動販売機の前まで行って金入れてボタン押したところで小学校時代の担任の先生がたまたま自転車で通りかかって

後ろから友達が「〇〇先生が来た❗️」言うから逃げるとこなかって販売機に抱きついたわ。

それから同窓会一回も行ってないわ。昔のエロ本の自動販売機はボタン押してから本が出てくるまで3秒くらいかかるねん。ピーガッタンて感じ。



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