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サザンドラの使用感について

お世話になっております。ふみです。

先日発売された、「スターターセットVmax オーロンゲ」に収録された「サザンドラ」を使用したデッキを1人回しで試してみたので、まとめさせていただきたいと思います。大筋の考え方について、こちらでまとめておりますのでそちらも合わせて読んで頂けると幸いです。

※一部デッキレシピについて、公式のデッキ作成ツールではなく写真で代用している部分があります。予めご了承ください。

再現性について

1人回しをする際に意識したこととして「盤面の再現性」です。サザンドラを使用する上で1番重要なのは、「何ターン目にサザンドラが用意できるか」だと考えました。理想は2ターン目、最低でも3ターン目には用意できないと話になりません。4ターン目以降になるとゲームとして成り立ちません。サザンドラを使うのであれば、絶対に意識する必要があります。

これ以降は、実際に使用したデッキの紹介と使用感、課題などをまとめさせていただきます。使用したデッキは、先日紹介したDTB(Dark Tool Box)をベースにしております。

DTB(Dark Tool Box) ver1.0

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こちらが1番最初に使用したデッキです。必要なカードが多いこともあり、雑にジラーチを採用したものになります。

1時間くらい1人回しした使用感としましては、

・オーロンゲVの使い勝手が良い
→全ての技が強いです。進化前とは思えない使い勝手の良さでした。序盤は、Vmaxせずにこいつで戦えるだけのスペックがあります。

・サザンドラが立たない
→デッキとして致命的でした。立たない理由は、後述するジラーチの問題も1つの要因だったと思います。

・ジラーチが使い辛い
→初手でジラーチスタート出来なかった時にサザンドラを用意するためのカードとジラーチをバトル場に出すカードの2種類を探す必要がありました。そのため、無駄な手間や時間を要してしまうことになりました。また、ジラーチを効率的に使うためのカード(9枚)がデッキの枠を喰っていました。

これらの要因を考えたときに再現性を下げている1番の要因は、「ジラーチの採用」だと気付きました。そこで作成したver2.0が以下になります。

DTB(Dark Tool Box) ver2.0

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主な変更点としては、

ジラーチとそれに付随するカードの入れ替え、使用感わかりにくかった、アクジキングと釣り人の入れ替えになります。

新たに入れたカードとしては、「フーパGX」、「メイ」、「ソニア」、「ポケギア3.0」、「ふつうの釣竿」の5種類。枚数を増やしたカードが「デデンネGX」、「しんかのおこう」になります。計11枚が変更点となります。

採用理由

フーパGX:全ての技が強いです。上技で盤面の再現性向上、中技でデデンネGXやドラパルトVmaxを倒せる、GX技で「キョダイドリル」の打点補助とベンチ狙撃。全ての技を有効に使える場面が想像できる強いカードです。

デデンネGX(2枚目):2ターン目でサザンドラを立てるためには単純な縦引きは必須と考え、多めの2枚にしました。2枚並べてしまってもクチナシから次のアタッカーに変身します。

ソニア:盤面の展開とエネ補充の一挙両得のカードです。後攻1ターン目は1番使いたいカードです。基本的には「モノズ+デデンネGX」を持ってきます。たねポケモンの展開をソニアに任せているので、終盤にクイックボールが余り、「ワタシラガV」を触りやすくなったのは嬉しい誤算でした。

メイ:使う場面は限られますが、強いグッズが少ないので、フウロを入れるよりは強いと判断しました。序盤は使わないので「ワタシラガV」でトラッシュから拾って使うことが多いです。

ポケギア3.0:後攻の際に「ソニア」に触りたいので、触れるカードとして採用しました。「ボスの司令」を探すためにサポートが使えないので、終盤にサポートなしで「ボスの司令」に触るためのカードとしても活躍しています。何かと便利ですが、他に優先したいカードが見つかったら入れ替える予定です。

ふつうのつりざお:ないと窮屈で仕方なかったので、採用しました。「レスキュータンカ」の方が欲しいのが本音です。

しんかのおこう:進化カードが多いので2枚だと足りないと感じたため、3枚にしました。「ポケモン通信」と合わせてクイックボール的な動きをすることも多々あるので、3枚くらいが肌に合っていました。

このデッキにしてからは、2〜3ターン目にほぼ確実にサザンドラまで辿り着くことができるようになりました。先行の場合は、初手にサポートが使えないためやや難度が高いですが、それはどのタイプの進化デッキも同じと割り切っています。後攻ならほぼ2ターン目にサザンドラに進化することができると思います。

大筋のデッキレシピはこれで完成形だと感じています。後は、環境にいるデッキとの対戦を重ねてカードの差し替えをしていく作業だと思います。縦引きをより意識するなら「シロナ」を「エリカのおもてなし」に変更しても良さそうな気がしています。

立ち回りについて

・序盤

モノズを2枚用意できれば十分だと思います。欲を言えばオーロンゲVに手張りができるのが理想です。後攻の場合は、フーパGXスタートの時だけローグリングを宣言して足りないカードを探します。オーロンゲVスタートならとりあえず「かみつく」で刻みましょう。ピカゼクは、「かみつく+スパイキーナックル」で倒せるので重要な40です。

・中盤

1枚目のサザンドラを狙われた時のためにジヘッドを用意しておきたいです。走り抜けるデッキなので、「飴+サザンドラ」があるとは限らないので、3枚重ねたサザンドラを用意できるとリカバリーが簡単に済みます。

オーロンゲVの使い勝手がいいので、中盤あたりまでVで戦えるのが理想です。状況によっては、Vmaxと使い分けできるのもサザンドラを使う利点の1つだと考えています。

現環境は、「マオ&スイレン」でHPを回復される場合があるので、回復したとしても確実に倒せる様にヤラミミVの用意をしたりします。170ダメージのキョダイドリルは、回復されても50は残るので、マッドネイルでHP360(お守り付きVmax想定)を倒すことができます。

・終盤

Vmaxで戦いつつ、「フーパGX+クチナシ」をするタイミングを伺います。場合によっては、「ワタシラガV+ボスの司令」だったりします。フーパGXの現物が置ければそれが無難ですが、走り抜けるためにベンチを埋めがちなので、クチナシから呼び出すのが序盤の展開を邪魔しないのでお勧めです。

以上、ver2.0に関する解説です。まだまだ、対戦経験がないレシピのため立ち回りなどはあくまで想定です。早く各種大会が再開されてこのデッキで遊びたいところです。

マニューラGXとサザンドラの違い

先日の記事にコメント頂きましたので、自分なりに触ってみて感じたことをまとめます。発売から2日しか経っておらず、対人戦をまだできていないので、あくまで参考程度にお考え下さい。(文章だけでわかりにくいところもあるので、そのうち表にまとめたいと思ってます。)

・進化のしやすさ

マニューラGXに軍配が上がります。理由としては、「レッド&グリーン」と「タッグコール」の存在です。どちらかがあれば、進化とエネの用意が完了します。1進化と2進化の時点で比べるまでもないような気がします。

・戦いやすさ

サザンドラの方が戦いやすいと思っています。特定のサポートを使うなどの制約がないので戦いやすいような気がします。マニューラGXはどうしてもTAGサポートが構築の大部分を担ってしまうので制約があるように感じています。

・アタッカーの選び方

マニューラGXを軸にするのであれば、従来通りのTAGTEAMの方が相性がいい気がします。オーロンゲV/Vmaxをメインに添えると進化のためのカードを採用する必要があり、デッキを60枚にするのが難しそうです。また、打点を伸ばすために「レッド&グリーン」の複数回使用など窮屈に感じると思います。よく見るシルヴァディ採用型の場合は、進化ラインが複数になりテンポ良く進化するのが難しそうな印象を受けます。個人的にオーロンゲVの評価が高いことから相性が悪いことも気になっています。

サザンドラを軸にする場合は、アタッカーは自由だと思います。軸として添えるなら「オーロンゲV/Vmax」や「ゲッコウガ&ゾロアークGX」などが候補な気がします。サブアタッカーは好みに合わせて調整だと思います。フーパGXとヤミラミVが個人的には好みでした。

・序盤の手張りについて

サザンドラを使用していて、1番気になったのが1ターン目の手張りです。マニューラGXであれば、後々動かせるのに対して、サザンドラの場合は、適切なポケモンに手張りをする必要があると感じています。マニューラGXを長く使っていたので、「シャドーコネクション」が染み付いている弊害です。

・構築の自由度

サザンドラの方が自由です。マニューラGXはどうしてもTAGサポートに寄ってしまい、自由度は少なく感じます。

現時点で思い付く限りのマニューラGXとサザンドラの違いを挙げてみました。

・まとめ

マニューラGXを使っていた時にサポートやベンチが窮屈に感じていました。なので、進化の煩わしさはあれど自由度が高いサザンドラの方が個人的には使いやすいと感じています。理想はサザンドラに2-1のラインでマニューラGXを採用できればとか

他、何か思いついたら追記する予定です。何かありましたらコメントやTwitterにご意見頂ければと思います。

最後に

ようやく悪タイプのエネ加速要因が登場したということで大会などがない期間ですが色々な形を模索していきたいと考えています。

また新しい形や対戦してみて感じたことがあれば、今回のような形でまとめようと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

以上(ふみ)




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