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ファシリテーション用語しりとり:【助け合う】(No.81)

Fはじスタッフがファシリテーション用語をしりとりで回してみよう!という企画です☺
第81回のお題は【助け合う】です。

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最近、ファシリテーション界隈では「チームビルディング」が流行っているように感じています。ファシリテーションは、2人以上の人の集まりの活動を促進する行為だと私は考えています。ところで、人の集まりを示す言葉として「グループ」と「チーム」の2つがありますよね、この2つの言葉の使い分けって考えてみたことありますか?
最近、とある機会があって、ネットで調べてみたんです。実際のところ、明確な定義があるわけではないのですが、単に人の集まりのことをさす言葉がグループで、なにか目的を持った人の集まりをチームと呼ぶようです。
この差を理解するには、「野球チーム」とは言うけど、「野球グループ」とは普通は言わないこと考えるとわかりやすくなるような気がしています。野球の試合に勝つという目的を持っている人の集まりだからチームと呼べるということです。なんらかの目的を達成するための手段のようなものが組み込まれているグループがチームになる、と言い換えられます。その手段の代表例が役割分担なのだと思っています。野球のチームであれば、ピッチャー、キャッチャーなどの役割を分担して、試合に勝つという目的を達成しようとしている。
さらに、役割分担ってそもそも何だろうかと考えてみると、目的の達成のために「助け合う」行為なのではないかと(あぁ、やっとお題の言葉にたどり着けました)。
単なる人の集まりであるグループの中で助け合いが始まるようにうながし、グループをチームに転換する、つまりチームビルディングして、目的の達成を促進する、これがファシリテーターの役目だとする考え方が最近のファシリテーション界隈の流行(トレンド)。結構、わかりやすく腹落ちしやすい考え方だと思うので、ちょっとこだわってみたいと思っています。

次は「う」から始まるファシリテーション用語です。

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