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【連載】スポーツをする子供たちを強くするために -コロナ禍で必要とされること④-

前回の記事で僕の失敗談、休養少なくて怪我した編をお話ししました。

今回は、食事量が少なかったよって話をします。LIB SPORTSの共同編集者であるスポーツ栄養士の松田幸子さんに、僕の当時の練習量と身長体重、そして食事量をお話しして実際にそれがどういうものだったかを分析してもらいました。

やっぱり足りなかった

松田さんに詳細をお伝えしたら、、、

「足りませんね(笑)」

と返ってきました。やっぱりなw
と、同時に、

「細野さんの体型でこれだけ動けることが凄いし、よく3kgも筋肉増やせましたね」

と、驚かれました。
詳細を書くと・・・

大学入学時の身長体重
身長 161cm
体重 46.9kg
体脂肪 5%
目標が大学4年間で筋肉で6kg増やすこと

でした。

結果は

引退直前(大学3年の5月)
身長 161cm
体重 49.7kg
体脂肪 5%

というものでした。

目標の6kgに辿りつかなかったわけです。とはいえ、競技の記録は悪い記録ではなく、僕としては満足していますが、話を聞いてみるともっと行けたかもねって話になりました。

普通ではありえない運動量

大学が教育学部の保健体育だったこともあり授業の半分が実技でした。それに加えて自分の競技の練習もしていたので、相当の運動量だったのは自分でも自覚はしていましたが、専門家からの意見は、驚きの運動量とのこと。

運動量は消費カロリーでみるわけですが、少なく見積もって僕は4000kcalは消費していたそうで、おそらく4500kcalくらいが妥当だろうという話でした。この数字は僕も想定内の数字でした。しかし、実はこれが普通ではないとのこと。

「細野さんの身長体重でこれだけ動けることが凄いんです」

どういうことだ??と思うと、これだけ動くとなるとそれだけの体重が必要だそうです。

「その上で、競技結果も伴っていることを見ると、そうとう自己管理して競技に向き合っていたということがわかります。」

とのことでした。僕自身も栄養学をいろんな書物やウェブで調べて、常人の3倍のカロリーが必要、その上でバランス良い栄養を摂ることを意識していたのでこれは本当に嬉しいコメントでした。

ちなみに、当時の僕の感覚は世界を目指す選手と同じくらいのことをやって、やっと日本のトップに近いところまで競技力が追いつくという感じでした。身長が低いのでどうやっても普通の練習じゃ辿り着けない。そうおもってやっていました。でも、それでも食事に関しては甘かったということですね。

ラグビー選手並みの食事が必要

頑張って食事も意識していたけど、それでも今思えば足りないと感じていたのは正しくて、、ではどれくらい足りなかったかというと

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