見出し画像

Fate/Pixel Wars

Fate/Pixel Wars(以下FPW)とは2022年4月1日にFGOの派生作品としてリリースされ、同日にサービス終了したスマートフォン向けゲームのことである。

このゲーム、どのようなゲームかというと、Fate世界でお馴染みの聖杯戦争を執り行う…というものではなく、聖杯選挙を行って最強の大統領となることを目的に冒険するゲームである。全8ステージで構成されており、FGOにおける第1部のメインとなる特異点を基につくられたステージです。

聖杯選挙とは、各大統領候補が支持者を集めて最強の大統領を決めるというものです。支持者を集めて戦い、数の力で相手を呑み込むという内容でした。

自部隊の編成ですが、こちらも至ってシンプル。使用したいサーヴァントを編成したい数だけ何度もタップして作っていきます。そして完成するのが、自分の推しで固めた編成であったり、業の深いテーマでまとめたりなどといった混沌とした部隊です。

主人公の能力は自部隊の無敵化であり、本来ならば数の力で少し負けていて勝てない状況をひっくり返す力があります。FGO令呪では1日1画の回復でしたが、本作ではそんな時間はなく、3回使用したら一切使えなくなります。

完成した自部隊で敵地におもむき、支持者を増やすわけですが、100人で200人の部隊と戦ったら呑み込まれて敗北となります。ですが、野良サーヴァントを巻き込んで105人で100人の部隊と戦えば支持者として呑み込むことができます。
また、クラス相性があり、3騎士の弱点相性で有利なら多少数が少なくても引き込むことができ、不利だと多少数が多くても呑み込まれることになります。

最終的に大統領候補の部隊を呑み込むことができればステージクリアとなります。

第7ステージでのチェイテピラミッド姫路城に隠れたホワイトハウス前でエリ・プレジデンテ、秘書蘆屋と対峙。カオスを極めた状況に細かいことを考えることを放棄しました。エリザベートの行きつく先は無限大ということなのか…。蘆屋道満は相変わらずの悪役ムーブ、むしろ安心しました。エリザと道満は完全に名前と立ち絵を伏せてあっても口調とかから、すぐにわかるんですよね。

このゲーム、FGOで使用された楽曲を8bitアレンジをしてレトロ調に作り直している。そのため、FPWはゲーム性のみならずBGMまでも新たに楽しめるようにされており、私としてはその部分だけでも大満足でした。

リヨ氏のゴルドルフはヒロイン。これは本当にそうなのです。
マンガでわかるの世界においてもゴルドルフはヒロイン属性を存分に発揮。良いキャラしてますよね。本編においてはヒロイン属性はもちろんのこと、優れた上司としてのものかリーダーシップを執ることのできる頼れるカルデアの所長なんです。新所長という肩書きより所長という肩書きのほうがしっくり来てしまうんですよね。ゴルドルフ氏がでてきてから数年経ちますし。

そんなFPW、聖杯獲得で終了となるゲームですが、若干やり込めるようになっています。最終選挙において道満に勝利後の自部隊の人数は3300人程度となります。しかしながら、自部隊の人数のカンストは5000であり、程遠い設定となっています。チャレンジしたい人向けの設定かな、と思わせる設定です。

今回紹介したこのFPWですが、現在ではサービス終了済みであり、公式サイトも消滅しており、跡形がありません。もしやるのであればレイシフトしてみてはいかがでしょうか。
個人的に大満足なこのゲームは1日でやる内容として、かなり十分なボリュームですが、ライト層でも簡単にクリアが狙えます。過去にやってきたFGOのエイプリルフールタイトルのアプリの中で1,2を争うゲームでした!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?