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塩で味がととのわない話

料理番組をなんともなしに見ていたら
「あとは塩で味をととのえて完成です」といって終わりました。

よくあるフレーズですが、聞くたびに思うのだけど
みんな「塩で味がととのえられる」のでしょうか?

私は料理にセンスがないと自覚していて、
何度も味を見た結果よくわからなくなる。
そもそもゴールとして設定してる味のイメージが
明確でない気がする。自信がない。

「ととのえる」の意義としては、
野菜など「きゅうり1本」とか「キャベツの葉4枚」とかだと
量や水分量がモノにより異なるので
適切な塩加減には自分でしてねということかもしれないけれど
料理が苦手な人間にはなかなかレベルの高い調整事項となります。

大抵、怖がって薄めにしすぎて、食卓に出して
「味ついてない」と言われてちょっと不穏な空気になったりする(苦笑)

この辺り、料理が得意・苦にならない人は全くわからないらしい。
「適当にやったらできるよ!」みたいに言われます。
いやその「適当」はどれくらい?具体的には?というと
「いや何となく」と返されたり。

しかし自分を振り返るに、
私は書類を書く仕事を長くしてきたので
「あとは適当に書いたらできるよ」とか人に言ったりするのですが、
書類仕事が苦手な方などはその「適当にまとめて」が
全くわからないし難しいと言われます。

好き嫌い、向き不向き、経験の多い少ないで
この辺りは得意不得意別れるのでしょうね。

自分が出来るからみんなも簡単と思わないで
お互い尊重できるといいなと思います。
味が薄くても許して頂きたい。


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