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【本日のコーヒータイム17】お別れの時間/一人の時間

 先月と今月は仕事の合間&仕事で色々行ったなあ。福井(仕事)、金沢(仕事)、京都(旅行)、大阪(旅行)、東京(帰省)…行く地域が固まってる感じあるけど。関西は特急で行けるので東京から行ってた時より安くてうれしい。たくさん活用したいと思っていた矢先の感染病蔓延だったからなあ。

 ただまあ、一緒に行く相手はみんな東海道新幹線から来るので常に現地集合、現地解散。それだけはちょっとさみしい。私もみんなで東京駅で待ち合わせて一緒に朝ご飯とか買って乗りたい!!帰りだってお弁当持って一緒に乗りながら食べたい!!

 …という願望を抑えつつ、私は一人の時間を全力で楽しむことにする。

 母、妹、叔母達と行った京都旅行の最終日。明日が仕事だからゆっくり休みたいとお昼に撤退する彼女たちを見送った後、一人初の壬生寺にいきつつ京都の住宅街を散歩(これはまた京都旅行の記録で書こうかな)。駅に戻り帰宅ラッシュの中タイムセールしていた少しお高め弁当を買って乗り込んだ。

だし巻き卵が食べたかっただけで選んだが、
牡蠣がプリプリで最高だった。

 疲れた身体を睡眠で癒し、起きてお腹が空いたからお弁当を開ける…長い移動時間は私にとって唯一本能に身を任せられる時間だ。
 移動時間の使い方のメリハリがついたのも、一人移動が多くなってきたからこそである。

 さてさて今回のコーヒータイムはそんな新幹線の中のこと。東京在住のパートナーと大阪で開催されたとあるライブイベントに行った帰りである。どちらかの家から二人で移動することが常だったが、仕事もあるので今回は現地集合現地解散。お別れが苦手なパートナーは幸い私と別れた後に大阪の友人に会う予定があり、毎回強く惜しまれるお別れ時間もそこまで尾を引くことはなかった。

 私はこの転勤でもう"会って別れる"ということに慣れすぎてしまいメリハリがついた分、別れの時間のテンションの違いに気まずくなることがしばしば…お別れはもちろんさみしいんだけどね。いつまでもくよくよしてるのも辛いし仕事に身が入らなかったりするのも嫌だから、すっきり切り替えることにしたのよ。
 その方法として、さっきの京都でもあったように寂しいと感じる時は一人でも楽しめる予定をすぐに入れることにしている。散歩だったり少しお高く美味しいものを食べに行ったりと楽しみを作っておく。これでしんみり時間も解消、すっきりと次へコマを進められるのだ。

 海遊館で可愛くて購入した小さなぬいぐるみ達を並べてうきうき。かわいい。ぬいぐるみとかクッションすぐ買っちゃうのよね。
 そして今日のお供は王道スタバのブレンドコーヒー。いつもはお菓子とか買うんだけど、その前に辻利でアイス食べたからお腹いっぱいなので断念。でもお弁当に食べたかったカオマンガイを購入している。
 お菓子ではないけれど、旅のお供にはこちら。

 少し前にようやく試聴した『かもめ食堂』の原作。フィンランドを舞台に日本人の女性が日本の食堂を営むゆったりとした雰囲気の作品。
 食べ物が出てくる作品は日常感から人の心の根底にあるものを引き出す言葉がやさしく綴ってあるものが多いような気がして大好き。他には『リトルフォレスト』『きのう何食べた?』『いつかティファニーで朝食を』『かしましめし』…などなど食べ物系作品を漁っては何度も何度も見返している。
 (食べ物が出てくる系でおすすめの作品があればぜひ教えてください)。

 こちらのお供となった『かもめ食堂』、とても読みやすくってうとうとしながらでもしっかりと文章がイメージとして脳裏に浮かんでくる。常に夢心地で、ふわふわした感覚で読んでいたように思う。読み終わった頃には終点金沢にたどり着いていた。

 あっという間に時間が経っているというよ のは、充実した時間を過ごした証だと思う。

 旅の最後まで充実できた、そんな第17回目のコーヒータイムだった☕️

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