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【NO COAL FOR OUR FUTURE】私たちにできること_ブンアン2って結局何がいけないの? Vol.4
前回までの記事は、もうご覧になりましたか?まだのかたはこちらから!
ブンアン2の問題は外野が騒いでいるだけでなく、現地ベトナムの方々にとってさえメリットはないのではないでしょうか。
じゃあそれを知った私たちにできることはいったい何なのか...
引き続き、FoEJapanの深草さんに、ブンアン2問題についてインスタライブにてお話を伺いました。【聞き手 酒井功雄/FFFTokyo】
Q 進行中の石炭火力の輸出の計画がブンアン2以外にもあるんですか?
A インドネシアとバングラディシュの政府の要請を受けて、インドネシアのインドラマユ石炭火力発電所と、バングラディシュのマタバリ石炭火力発電フェーズ2の輸出計画が進んでいます。これらは、JBICではなくJICA(国際協力機構)が関わっています。日本の企業も関わり発電所の設計などの技術協力が進んでいる状況です。現地では反対活動も起きているのでこの2案件についても支援をするべきでないということを政府に言っていかなければいけないと思います。
(バングラデシュで声を上げる若者たち)
Q ブンアン2はもう決定してしまった計画なんですか?
A JBICや民間銀行の融資はもう決まってしまいました。ですが、現地での建設はまだ始まっていないので、私達が反対の声を大きく上げれば三菱商事が見直す可能性もあります。希望がないわけではありません。まだ止められる時間は残っています。
Q 私達はブンアン2を止めるためになにができますか?
A 私達がちゃんと見てますよというメッセージを送ることが大事だと思います。具体的には、民間銀行からお金を引き出すダイベストメントができると思います。
また、ダイベストメントをするときにお問合せフォームなどで、「ブンアン2を始めとする石炭火力発電への融資を懸念しています。」とダイベストメントをした理由を送ることも有効だと思います。
Q 最後にメッセージをお願いします。
A FOEでも署名をしたり情報を発信しているのでぜひ見てみて下さい。一緒に止めましょう!
Fridays For Future からのメッセージ
ブンアン2は日本だけの問題ではありませんが、日本にいるからこそ声を上げられるという側面もあると思います。銀行を変えたり、発信をすることで確実に与えられる影響は大きくなっていきます。
今回は海外の石炭火力発電所でしたが、日本でも建設中の発電所があります。日本のエネルギー政策もこの一年でどんどん決まっていくので、一緒に声を上げ続けていきましょう!
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