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どうして日本語教師になったの?#2

ちーちゃん先生がどうして日本語教師になったの?という質問が多かったので
書き綴っていこうと思います。そして、今回は第2回!

第1回はこちら👇

前回は、自費で台湾研修に参加したところまで書きました。
今回はその続きから書いていきます。


■ 日本語って役に立つのか?

台湾に日本語教師の研修に参加して、たくさんの日本語学習者がたくさんいて、日本語を使って日本で働きたい!と思う人がたくさんいることがわかった。
日本語でも夢をあげられるんだ!と思った瞬間でした。
この研修が結構楽しくて、日本語教師をやってみようと思い始めました。

■ 2年の春にハワイ研修

大学2年生の2月に2週間ハワイに行きました。
台湾と違い、学習動機が「アニメ」や「マンガ」がすき!という人たちがたくさんいました!日本語を勉強する理由はいろいろあるんだなーと思いました。 

■ 国際交流基金のプログラムに参加 

大学3年の9月に国際交流基金 のプログラムで日本語教師育成プログラムがあり、国際交流基金の関西センターに来ている留学生に実際に日本語を教えに!

独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)とは、世界の全部の地域に国際文化交流を行なっている日本の専門機関です。

ここで教えたのが、「若者言葉」。学生に、「やばい」とか若い人たちが作って、人気になり、よく使うようになった言葉を教えました。
研修で教えてきた、「日本語」と違い、正しい日本語を崩さなければならないので、難しいな〜と。 ネイティブレベルになりたいと思う人、もう普通のレベルでは楽しめない人、もっと上に行きたい人には、実際に日本人が使っている日本語を教える必要があるんだ!とわかった。


■ 一人での研修。in ノルウェー🇳🇴

そして、ついに大学三年の冬にノルウェーに約2ヶ月間一人での研修に!
覚悟はできていたから、なんとかやりのけた感はある。毎日、大学に行き、授業して、お家に帰って、宿題添削して。全部が初めてだったけど、すごく楽しかった。海外で働くってこうゆうことなのかな〜って。大学の帰りにカフェで採点したり、宿題チェックしたり!すごく楽しかったし、こうゆうノマド的な働き方したいな〜と思うきっかけになったのもこの研修でした。

でも、研修をして帰ってきてからが地獄だった。 

帰国したその日は、なんと新学期オリエンテーション!
成田空港に朝の8時について、そのまま大学に。そこでテンションだだ下がり。
みんな、スーツ着てた。
というのも、帰国したのは3月25日。3月1日に就活の情報解禁して、就活生になり、みんな就活してました。
私はまだノルウェーでみんながTwitter で「就活解禁」「合同説明会なう」
とつぶやいているのを眺めながら、日本語を教えていました。 

どうしよう・・・・。

悩む毎日。とりあえず、就活をしようと思い、スーツを着て、合同説明会に行き、いいなーと思う会社を受けることにしました。

だがしかし、希望を感じられなかった。
その会社で働く自分が想像できなかった。
自分の未来が見えなくなったんです


就活をすればするほど、違和感を感じる。
人事部の人と面談をすればするほど、希望がなくなる。

たぶん、何かが違う気がする。と思ったから、自分に聞いてみた。
本当にここで働きたいの?この仕事をしたい?

答えは・・・・ NOだった

新人研修を考えるとたぶん耐えられないと思ったし、楽しめないとも思った。
そのとき、なんだったら大変でも楽しめるんだろうと考えたときに台湾、ハワイ、ノルウェーの研修を思い出した。 

「日本語教師で行った研修の方が、大変だったけど楽しかった。」

仕事にするなら、「楽しい」という気持ちが少なからず大切なんじゃないのかな
と思いました。
せっかく内々定までいただいていて、内定が目の前まで来ていましたが
断りをいれ、就活をやめることを就職課、ゼミの先生、両親に伝え、
日本語教師への道を歩む決意をしました。


2回にわたって日本語教師になった道筋について書いてきました。 

何を言いたいのかというと、

「最初からなりたくてなったわけじゃない」ということ。

でも、どんどん進んでいくうちに面白さが出てきて、就活の時に
天職だと気がついたんです。
働くことに、「適切な理由はない」と私は思います。
「こんな理由でなったんです・・・。」という人をよく目にしますが
それも立派な理由です。どんな理由でも、胸を張ってその仕事をしてほしいと私は思います。


以上、ちーちゃん先生が日本語教師になった理由でした!


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