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わたしが日本語教師になるまで -

今日、Twitterで共感したツイートがあった。

大学4年のとき、民間企業への就活を辞め、日本語教師の道を選んだとき
大学卒業後すぐに日本語教師になる友達はいなかった。

稀なのかな? 先輩や後輩たちも大学院に進んでいる人が多かった。
私も先生から院進学を勧められた。

経済的に厳しかったので、院には進まなかった。 
経済的に厳しくても院に進まれている方はいますが、私はどうしてもできませんでした。
(すでに大学4年間で相当の奨学金を借りていたので。)

Twitterでも「日本語教師目指してます!」という人が増えた気がする。
高校生から目指している志高い人も。 

みんな院に進むとは限らない。(いろんな理由があると思うし) 

私のように学部卒で日本語教師になる時、これからなろうとする人の
私の経験が役に立ったり、助けになればなーと思い
大学在学時から日本語教師になるまでに何をしたのかについて
書き記していこうと思います。

日本語教員養成課程に登録した理由

以前、noteに書いたのでこれを読んでもらえると嬉しいです!

大学で日本語教育について学ぶ方法として「主専攻」として学ぶ方法と「副専攻」として学ぶ2つの方法がある。

私は、「副専攻」として日本語教育について学びました。 
なので、私の主専攻は別の分野になります。

わたしが副専攻の日本語教員養成課程を取った理由は大きく2つです。

1:海外にたくさん行きたかった。
2:外国人と一緒に働きたい。もしくは海外で働きたかった。

入学当初は日本語教師の仕事について知りませんでした。 

本当は1年の交換留学に行くはずが、経済的な理由で行けなくなったんです。ゼミの先生に「どうしても海外に行きたい。あまりお金をかけずに行きたい」と相談しました。

在学当時、私の大学は「独立行政法人 国際交流基金」の日本語教員の養成のための助成金をもらっていました。
そして、姉妹大学と提携し、インターシップに行くことができました。
中国、韓国、台湾、ヨーロッパ、アメリカなどです。 
魅力的でした。(不純な理由でごめんなさい・・・)


海外インターンシップ・実習

日本語教員養成課程に登録してから卒業までの3年間で3カ国に行かせていただきました。内、2カ国は国際交流基金の助成金プログラムです。

まず、2年生の夏に自費研修で台湾に行きました。
2週間のプログラムで、大学の姉妹大学での研修です。レベルの高い日本語学科の学生さんたちだったので、本当に緊張はしたものの、教壇に立つ振る舞い、教え方はこうだ!というものを学ばせてもらいました。

私はここで初めて教案を書きました。
絵カードを作ったり、パワーポイントを作ったり、全てが初めてでした。
3〜4人でチームになって教えるので、初級のインターンシップという感じでした。

そして、2年の春休みにハワイに研修に行きました。

媒介語を使いながらの実習。こちらもグループで教壇に。
台湾では、日本語教育の先生から教案の作り方や授業の仕方など、練習問題などまで手取り足取り教えてもらいました。
ハワイ研修は、実際にカリキュラムを見て、教案から例文、練習問題までパワーポイントまで自分たちで作ります。
授業練習する時に先生から直しが入りますが、結構ボロボロになります。

そして、3年の冬に2ヶ月半長期インターンシップでノルウェーに行きました。
ノルウェーには1人です。 今までは、グループで教壇に立ち、現地の先生からフィードバックをもらい終了でした。
この研修はティーチングアシスタントとして行きます。
宿題のチェックしてや作文の添削、授業内の補助などをしました。

私が行ったとき、スピーチ大会もあったため、スピーチ原稿のチェックや練習もした。

ときどき、授業をさせてもらい先生からフィードバックをいただきます。
1人で教案を書いて、1人で教壇に立つのですごく緊張します。
でも、ここでの経験が後々役に立ったなーと感じました。

日本語学校インターン

大学4年の9月から日本語学校でインターンさせていただきました。
そして、インターン先の学校で専任講師として内定をもらいました。

大学で養成課程や専攻で日本語教授があるのであれば、先生に相談するのがいいかもしれません。先生の繋がりで紹介してもらえるかもしれません。
どのような形で教えられるかわかりませんが、インターンでの経験は1番役に立ったと思います。
教壇に立つ姿」を想像できました。

大学での研修より本番に近いです。
私の場合は、非常勤講師でのインターンだったので、1人で教壇に立っていました。専任講師からの教案チェック、宿題作成、試験監督、試験採点などをやらせていただきました。

日本語パートナーズ

国際交流基金の「現地の日本語の先生をサポートしながら,“生きた日本語”を教えられる人材を派遣する事業」です。

ティーチングアシスタントに近いかもしれません。
私は参加していませんが、後輩で数人派遣されています。

大学に日本語教員養成課程がない、研修が充実していない場合は応募してみてもいいかもしれません。
必ず行けるわけではありませんが、海外経験をしたい、日本語だけでなく日本文化も伝えたい人はいいと思います。

できるかぎりやる

なりたい理由は人それぞれだと思います。

大学に通いながら養成講座に通っている人
大学で副専攻、主専攻で学んでいる人
いろんな境遇の人がいると思います。

探すと何かしら研修やインターンがあるかもしれません。

1番は悩まず相談することです。

ゼミの教授でも養成課程の教授でも講座の先生でも
誰かに相談することで道は開けるかもしれません。
私は、道が開けました。

Twitterでも会話パートナーを探している方がいたりもします。
今はオンラインで教える方法もあります。

情報は降ってきません。
自分から掴みとりにいくことが大切です。


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