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キッズレッスンをしてみて

6月末にキッズレッスンの問い合わせがありました。

コロナのこともあったので、レッスンはオンラインに切り替えても来ないかなーと思っていたのですが意外と需要がありました。

18歳以上にしか教えたことがない私がキッズレッスンに奮闘しています(笑)

本当はキッズレッスンは考えていなかった

大学で日本語教員養成課程にいたときから、キッズレッスンはしないと思っていたし、考えてもいなかった。

どうして考えてなかったというと、「苦手だ」と思ってしまったから。
主専攻のゼミの研究テーマが「移民教育」だった。
そのときに群馬県の大泉町にあるブラジル人学校に行って子供と触れ合ったときにそう思った。
「どう接していいかわからない。」

それいうことがあったので、大学を卒業してからのことも日本語学校に就職や大学院を出て大学の別科で教えようと思った。

ただ、子どもの日本語教育に興味がなかったわけではない。

興味を持ち始めたきっかけ

完全に興味がなかったわけではない。
卒業論文でブラジルに移民した日本人について研究していました。
そのときに、日系人の子どもたちのアイデンティティによる言語習得の問題について調べたりしていました。そこから、「環境が言語習得を容易にさせるわけではないこと」がわかり、子どもも悩みながらもがき苦しみながら言語を習得してるんだなと理解しました。

そして、やさしい日本語を広める活動をするようになってから子どもに対する日本語教育に知りたい・関わりたいという気持ちが出てきました。

実際に関わってみて

日本語学校で留学生をサポートするよりも難しいと思いました。 

キッズレッスンには、バックグラウンドに日本がない子どもとバックグラウンドに日本がある子どもの教え方がある。

私は後者の継承語教育のレッスンをしています。
何が違うの?と言われると、まだ100%わかった訳ではありません。
今から試行錯誤していかなきゃなと。 
これから、継承語教育について書かれた本を読みたいと思います。

大学2年のときにインターンシップでハワイの大学で教えたときが
継承語教育の始めでした。
ハワイは日系人がたくさんいるし、バックグラウンドに日本があると話す学生も日本語のクラスにたくさんいました。 

まだまだ学ぶべきことがたくさんあるのは、うれしいです。
ワクワクする。

キッズレッスンのときは、キッズと一緒に楽しむことが大切!
まだ数回しかレッスンしていませんが、そう思いました(笑)

気持ちの変化を汲み取ることも大事。

Q:これからもキッズレッスンを受ける?

A:問い合わせが来たらやろうと思います。

まだ、少ない回数しかレッスンはしていませんが、やっていて
私も楽しいです。
学校教育から離れた環境だし、やさしい日本語を広める活動をする上でもそういう子どもたちがいることを知るのにいい。
(やさしい日本語の活動は現在お休み中です・・・。)

日本語教師は幅広いなーと感じながらも
どんな環境の人でも教えられる知識を得られたらと思う。
そして、私のスキルが役にたったらうれしいし、
レッスンを通して子どもたちに「言葉がわかること、使えることは楽しい」と思ってもらえたら嬉しいです。



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