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好きを仕事にする難しさ

名称未設定のアートワーク 31

「好きな仕事をしよう」、「フリーランスになろう」みたいなのが最近の世の中に溢れすぎていると思う。
確かに、好きなことを仕事にできたら最高だし、自分で自分をビジネスにしていくことはカッコよく見える。 

でも、好きを仕事にするのは難しいと思う。
だって、自分と真剣に向き合わなければいけないから。

私はちょっとそのことから逃げて、諦めたところがある。
完全なフリーではないけれども、フリーでやってみて辛かった。 

毎日1人で戦って、1人で仕事して、1人でお金と向き合う。
私にはむいていなかった。
「好き」を仕事にするのって本当に大変だと感じた。
だって、当たり前だけど「楽しい」だけじゃないから。

当たり前のようにやりたくないけど、やらなきゃいけないことは好きな仕事をしていてもやらなきゃいけないのだ。
それはひっくり返しても変わらない。 

私の場合、営業が難しかった。
営業が苦手。
そして、どうしても自信が持てなかった。
そして、写真を撮るのが、フォトレコをするのが楽しくなくなった。

今まで楽しかったことが楽しくなくなってしまうほど、ストレスを抱えた。

そこまでして、好きを仕事にしたいのか

私の答えは「NO」だった。
好きは好きのままでいたい

そんな考えもありだと思う。

映像の仕事をするようになってから、たまに写真を撮る機会をもらう。
そのぐらいでいい。
私にはそのぐらいであっている。

たぶん、100%プレイヤーでありたい。 
そして、プレイヤーであり続けたい。

プレイヤーであり続けるために、私は会社員を選んだ。

日本語教師のときもプライベートレッスンで嫌いになりかけた。

好きなものが嫌いになってしまうなら、我慢をしたくない。

わたしのわがままかもしれない。

好きなように働き方を選べるのであれば、会社員でいることも選んでいいんだと思う。

全てがフリーランスでできることではない。
会社員でいてもできることはたくさんある。

日本語教師だってそう。
日本語学校に勤めることが全てではないし、フリーランスになることが全てではない。

何をどうやって経験したいのかが大切。

そして、どうやって仕事をするのが自分にとって幸せなのか。

映像クリエイターになって「独立するの?」って聞かれるけど
クリエイターが必ず独立してフリーになるとは限らないし、それが全てではない。

「好きにできていいね。」
たぶん、片方しか経験していないから、そう思う。
「会社員は楽だよ。」
どっちも大変なのよ。ないものねだり。

自分はどちらなのか



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