見出し画像

『やさしい日本語』を広めて、どうする?

わたしは大学を卒業して、日本語教師になってから、ずっとやさしい日本語を広めたいと思っている。
市役所の案内板にひらがなで読み方が書いてあったり、難しい解読ができない漢字が、簡単な漢字で書いてあったり…

そうすると、何がどうなるの?

わたしがやさしい日本語が広まったあとの未来について、わたしの意見を書いていきます。

1. 外国人と意思疎通ができる!

わたしが、留学生からよく聞く悩みは、『漢字が難しくて、何を守らなければならないか、わからない』
学生自体は、日本がルールが多い国だと知っています。でも、市役所から来る書類や公共にある注意板は
難しいんです!
漢字にフリガナもないし… 言葉を探そうとしても、まず、その漢字の読み方を調べるところから、始めなければなりません。
そうなると…、学生は学校に書類や知りたいことを持ってきます。学生の信頼は先生にしかない状態になります。
でも、読み方(フリガナ)があると、学生は一人で調べることができます。また、イラストなどあると絵は世界共通ですから、もっとわかるようになります!
ひらがながある、イラストがあると『わかる』ものがある。そうすると『自分でもできるかも』という自信が生まれるし、それを作った人にも信頼が生まれます。

2. 外国人だけじゃない!日本人にもやさしい⁈

最近、子どももiPadを使ったり、パソコンを使ったり、ITに触れる機会がとても多くなってきています。
と、いうことは!
子どもがインターネットでいろいろなことを探して、調べたりするということです!
もし、子どもがインターネットで『日本語教師 仕事 』と調べた時に、まだ勉強しない漢字や文章がいっぱい並んでいたら、読むことができませんよね?
『やさしい日本語』は日本語教師が、日本語を勉強している留学生のレベルに合わせた日本語のことです。本当は留学生や外国人のためなのに、あら不思議!
子どもにもやさしいんです!

3. 注意!やさしい日本語はタメ口じゃない!

わたしが声を大きくして、言いたいことの1つです!
タメ口はやさしい日本語ではありません。
反対に難しい言葉でもあります。スラングもそうです。学習者は、スラングの前に、基礎を勉強します。
日本人が英語を勉強する過程と同じです。
外国人と話す時にタメ口になる日本人もいます。でも、丁寧な日本語の方が簡単だったりします。

例えば!

ここに日本語を書いてください。

これは、日本語の初級で勉強します。でも…

ここに日本語を書きなさい。

になると、初中級の後半まで一気にレベルがあがります。

みなさんも自分の先輩と話す時は、です・ますで話しますよね?です・ますの形が、学習者にとっては簡単でいつも聞いたことのある日本語なんです。

わたしはこのやさしい日本語を使って、やさしい日本語ができるライターになりたいです。
そして、この日本にやさしい日本語が使えるライターを増やしたり、やさしい日本語をもっと公共の場に広める活動をしていきたいと思います!

#日本語教師 #やさしい日本語を広めたい #やさしい日本語ライター #フリーランス日本語教師

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは自分磨きのための本などに使わせていただきます!