2日間のダンボール開梱作業
本社から転送された大量のフライパンが群馬県の事業所に集まりました。
その時点では、正確な数は把握できず、約3000個のダンボールや、紙袋で丁寧に梱包されたものなど様々です。
まずはこれらから、ひとつずつフライパンを取り出して付番(ナンバリング)する作業を計画しました。
私たち広報チームのメンバーだけでは手が回らないと考え、隣接する関東工場に応援を頼みました。
総務や品質管理などのスタッフや、製造現場、工務のメンバーなどが、時間調整を行い、午前と午後を4つに分けて2チームで作業しました。
突然にも関わらず、工場のメンバーは手際よく、1日目で半分以上が整理できました。
しかし、私たちがネットで探し手配できたナンバリング用の荷札は、最大で500番までしかなく、やむを得ずカラーマジックで青、ピンク、紫、茶色、緑に色分けして運用することにしました。
実際にナンバリング作業を始めると、ひとつのダンボールで2つ、3つのフライパン(最大で5つも)をお送りいただいている方もいました。
作業は、フライパンと宅配便の伝票にナンバリングをし、送り主とフライパンの紐付けを行いました。(個人情報は専門業者に委託)
担当者もひとつひとつのフライパンにナンバリングする人もいれば、梱包単位でナンバリングする人もいて、気がつけば、件数なのか、個数なのかわからず・・・。
致命的なのは、3000枚用意した荷札が足りなくなる事態になってしまったことでした。
驚いたのは、ギョーザの皮が張り付いた状態で送られてきているものや、何故か焼きそばが張りついたフライパンがあったことです。
また、お手紙を添えていただいている方が多く、工場からの応援メンバーも、メッセージを読み上げるたびに歓声があがりました。
最終的には工場とアルバイトの応援含めのべ36人、2日間かけた開梱作業は、無事終了。
これまでに見たこともないフライパンの山がそこに出来上がりました。
【後日談】
500番までの荷札を色分けすることで、完璧と思っていましたが、全員で色分けの記録ルールを決めていたはずなのに、
緑色で、midoriのM100での記録もあればGreenのG101も存在し…
ピンクはpinkのPですが、紫で、murasakiのM、purpleのPと、MとPが2つ存在していることが発覚、やり直すことも。
想定外の数とスケジュール、ドタバタの中での作業とは言え、仕切りの悪さを痛感しました。
そして、ひとつひとつのフライパンは決して重くはありませんが、3000個のフライパンを動かす作業は想像以上に腰にくるなぁと、日頃の運動不足をしみじみ痛感しました。
広報Q