1度きりの私の人生を

私の勝負曲は、まぁ勝負曲という訳ではなく、どちらかといえば、「励まされた」に近い。
だからこそ、少しだけ「頑張ろ」と思えるのである。
そして、そんな曲が2曲あるので、あくまでも私が受け取ったメッセージを書いていこうと思う。

It's my life/V6
https://www.youtube.com/watch?v=XrO7i0vBfw0
https://www.youtube.com/watch?v=FwehicfGn78
この曲がLip Sync版として、はじめてお披露目された時、私は前職の退職間際だった。
次の職も決まっておらず、不安な状態だったが、冒頭の

It's my life Don't worry, Go ahead !
どんな瞬間(とき)も It's my life, It's my life, It's my life, It's my life
悩んでたって何も変わらないから さあ
keep it up with your smile いつだって I'll be there

の部分で、V6らしい応援ソングだと思った(当時、この曲がタイアップされたドラマ「特捜9」を見ていたので、知っていたが)。

そして、もっとも響いたのが、以下の部分である。

乗り過ごした見知らぬ駅で とりあえずビールを流し込んで
そんな日もまあ、良いもんですね なんて隣の客とはにかんで

私は、人生をバスに例えていたが、この曲は電車で例えている。
入社や入学は「乗車」とするなら、在職や在学が「乗車中」、退職や卒業は「降車」である。
勿論、後戻りは、出来ない。
前半に電車に乗っている(と思われる)描写があるのだが、(この解釈が合っていれば)何らかの理由で「乗り過ごして」しまったのだろう。
どうしようか、と悩んで、「とりあえず」何処かの飲食店でビールを流し込み、隣の客と笑い合ってるという場面ではないかと考えている。

曲の最後には、こう締めくくられている。

きっと何でも無い様な今日が 明日へと繋がっているんだ
あてもなく歩いた道 それこそが僕の旅路

夢破れたり挫折したり、逆に幸運に恵まれたり。
紆余曲折を繰り返しながら、私達は今日も「今」を生きている。

YOLO(ヨロ)/め組
https://www.youtube.com/watch?v=ExA1kYZC7uI
あなたは、「め組」というバンドをご存知だろうか。
2015年7月に結成された“世界の屋根打つ雨のリズム系”男女5人組バンドで、
Vo/Gt 菅原達也が生み出す個性豊かな楽曲と、「ちゅるりらら(悪魔の証明)」や「イーシャオツーチー(ジュゴンの背中に乗って)」等のクレイジーな合言葉が特徴である(以上Wikipediaより抜粋)。

曲名の「YOLO」は「You only live once(人生一度きり)」のスラングである。
ストレートな応援ソングだが、「改札口」と「愚痴」、「埃」と「誇り」等、言葉遊びもあって面白い歌詞になっている。

配信リリースされた時、転職先を探してた私は、もう少しで「ここにしたい!!」と決め、準備を進めていたが、親から反対され、なくなく諦めた所だった。
以前にも生配信liveで披露された曲だったが、励まされた気がした私は、YouTubeにてプレミア公開されたMVを繰り返し見た。
好きな歌詞が多いので、いくつか引用する。

無理しないようにしようぜ ぐっとこらえなくてもいいぜ
誰も教えてくれないから楽じゃないけど
そうやってまたスタートから 何回もやり直した自分を
いつかぐしゃぐしゃになるまで 褒めてあげられますように
後悔したらしたでいいさ 「次こそは」となれたらいいじゃない
強くないから強くないまま みっともなくって埃かぶった誇り握って
絶えず一歩前へ
大袈裟でも冴えなくてもまた 生きてて良かったって笑いましょう

「人生」も「未来の自分がどうなっていたいか」も聞かれてもよく分からない物である。
思うように壁を越えられない時も逆に上手くいった時も、形(場合によっては過程も)はどうあれ、私は私の、あなたはあなたの人生を全うしている。
辛いことばかりの方には申し訳ないが、平坦ではないからこそだと思う。

人にもろくに会えず、楽しみもそんなにない世の中ではあるが、それでもこの現実を生き抜くしかない。いつか抜け出せると信じて。
私達は、1度きりの「今」を生きている。

さて、「め組」というバンド名は、菅原が、メンバーに「恵まれた」と思ったことが由来しているが、サムネから分かるように、5人の仲の良さといかに「仲間に「恵まれているか」」がよく分かるMVとなっている。

最後に、私の好きな曲を貼って締めようと思う。
彼女が好きだったので、曲を聴き、毎週木曜21時からのLINElive(現在はInstagramへ移行)での生配信を見たのがはじまりだ。
その中で最も好きで、今でも彼女と私をつなぐ大切な1曲が「ぼくらの匙加減」である。
失恋ソングではあるが、同じフレーズなのに小説のように二転三転する歌詞が凄く美しい。
https://m.youtube.com/watch?v=5P3ZkbiWfiA




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