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各駅停車という選択

今日から大学が始まった。
1年前と同じ駅から大学へ。


ひとつ違うことはぎゅうぎゅう満員の急行列車ではなく各駅停車に乗り座りながら
このブログを書いていること。

急行だと12分、各駅停車だと30分。
時間は倍かかる、でもこっちを選んだ。

ビビりな私は1週間まえからこの日の朝をどうやって切り抜けようか
プランを練っていた。

一限は8:50スタート、3限まであるのでお弁当を持っていかないと、
お弁当を詰めたり、水筒入れたりする時間も考慮して朝起きる時間を設定せねば。


忘れ物がないように前日にかばんの中にお弁当以外の全てのものを入れて。

結局朝5時過ぎに起き、ヨガしながらごはんが炊きあがるのを待ち、
炊きあがりと同時に作り置きのおかずとごはんを詰めた。

軽くメイクをしているとめちゃめちゃお腹がすいたのであさごはん。
この時点で7:00くらい。
お弁当と水筒をかばんに入れてすぐに家を出た。

遅くとも8:00すぎの急行に乗れば一限には間に合うのでまだ時間は十分にある。

駅について急行列車に乗ろうとした途端

足がすくんだ。

たくさんの人人人人人…

そうだ大学に行くのが苦痛な原因No.1はこの満員電車だった。
到着する頃には汗だくだく、精神的にも疲れ果ててしまうから。

後ろを振り向くと各駅停車が停まっていた。
学校に行く時に各駅停車に乗ったことはない。

いつもギリギリか、各駅停車に乗ると相当時間がかかるのではないかと思い
乗るのを躊躇っていた。

しかし調べてみると12分か30分かという18分の差。
旅の影響なのか18分と聞くと一瞬に感じる。

時間の捉え方がおおらかになったのかな。
日によっては12時間以上ぼーっと電車に揺られていることもあった。
気づくと1時間、また1時間経っていて一日ってあっという間にすぎてしまうなと感じていた。

日本にいると1分1秒が命取りになるような気がする。

その1分に遅れないようにみんなが動く、だから私も動く。

おそらく人生で1番時間的余裕があり

今はバイトもしていないので、精神的余裕もあるから各駅停車に乗れるだけの余白の時間を持つことができるのかもしれないけれど。

だからこそこの余白が続く限り満員電車に乗り、満員+1になってほかの方にさらなるストレスをかけるよりは各駅停車を選ぼう。

これは自分のためでもある。

実際各駅停車に乗り、こうして席に座ってこのブログが書き終わると同時に目的の駅に着こうとしている。

ほぼノンストレスである。

大学生3年目にしてようやく苦痛No.1の回避方法を知った。

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